出版社内容情報
キリスト教から離反した犬儒派の哲学者が衆人環視のもと、同派の模範たるヘラクレスに倣い、死を軽侮すべきことを示し神々に列すべく、焼身自殺を企てた次第を伝える表題作や、過去の作品で批判した生活と自身の現状との言行不一致への糾弾を想定した『弁明』ほか、『歴史はいかに書くべきか』など14篇を収録。[全8冊]
内容説明
キリスト教から離反した犬儒派の哲学者が、神々に列すべく焼身自殺を図る表題作など、全一四篇。
著者等紹介
内田次信[ウチダツグノブ]
大阪大学名誉教授。京都大学博士(文学)。1952年愛知県生まれ。2017年大阪大学教授を経て退職
戸高和弘[トダカカズヒロ]
大阪大学非常勤講師。大阪大学博士(文学)。1960年福岡県生まれ。1991年大阪大学大学院人文科学研究科博士課程修了を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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