出版社内容情報
「映画の効果音みたい!」初めて聞く人は必ず驚くというほど、アザラシが水中で出す音はふしぎで多様である。氷の下で鳴くアザラシが、その音をどんな時にどんな意味で使っているのかは、いまだ海のように深い謎に包まれている。水族館に通い詰め、流氷の海に繰り出し、幾多の困難を乗り越えて「アザラシ語」の解明に挑んだ著者の奮闘記。憧れのクラカケアザラシの鳴く姿は見られるのか?!
内容説明
お化けの音?宇宙船の音?いえ、アザラシの鳴き声なんです!氷の下で交わされるアザラシたちの「会話」は謎だらけ。鳴いている姿をまだ誰も見たことがない種も珍しくないという。水族館に通い詰め、流氷の海に繰り出し、その解明に挑んだ著者の奮闘記。
目次
1章 謎だらけのアザラシ語
2章 アザラシ研究武者修行
3章 “基礎編”いろいろなアザラシ語
4章 “実践編”野生アザラシの声を聞く
5章 音でアザラシを見る、守る
6章 アザラシ語の楽しみ方
著者等紹介
水口大輔[ミズグチダイスケ]
石川県出身。高校時代、同級生(初対面)からの誘いを断り切れず合唱部に入り、その後7年間ほど合唱を続けた。音に関わる生活を続けたためか、動物の行動の中でも音声を使ったコミュニケーションに興味を持ち、様々な動物を対象に研究をおこなってきた。2016年、京都大学大学院博士後期課程修了(博士(理学))。北海道区水産研究所・任期付き研究員(トドの研究)、韓国脳研究院研究員(歌う鳥の研究)を経て、2022年1月よりPST株式会社に研究員として勤務(ヒトの声の研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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