プリミエ・コレクション<br> フランス語現象文の意味論―VOIL`A/IL Y A 構文の談話メカニズム

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プリミエ・コレクション
フランス語現象文の意味論―VOIL`A/IL Y A 構文の談話メカニズム

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814004034
  • NDC分類 855
  • Cコード C3380

出版社内容情報

フランス語の現象文を手がかりに、発話の場面の転換に応じて断定するメカニズムが変わってくることを、豊富な用例から明らかにする。

内容説明

「あ、花瓶が倒れる!」のように、話し手がたった今知覚した出来事を表す、日本語学で「現象文」と呼ばれる文を、フランス語では「名詞句+関係節」の文型で表現する。関係節を伴う大きな名詞句でありながら、「倒れる花瓶」ではなく「花瓶が倒れる!」という意味を表す。なぜ、そのような文として理解されるのだろうか。本書では豊富な用例を用いて、私たちがどのように出来事を認知し言語で表現するかを解き明かしていく。

目次

序章
第1章 現象文と指示対象の存在様態(文の意味分類と現象文;指示対象の情報特性 ほか)
第2章 フランス語の現象文としての「名詞句+関係節」(断定的性質を持つ存在マーカーやコピュラの機能;発話の場の役割 ほか)
第3章 出来事と解釈領域(提示詞“c’est/il y a/voil`a”と“SN qui SV”構文の関係;“c’est”“il y a”と二つの“SN qui SV”構文 ほか)
第4章 “il y a”/“voil`a”現象文(先行研究における“il y a”/“voil`a”現象文;“il y a”/“voil`a”現象文の談話機能 ほか)
第5章 現象文に含まれる指示対象の存在様態と限定詞の機能(先行研究と問題提起;現象文に含まれる指示対象とトピック ほか)
結論

著者等紹介

津田洋子[ツダヨウコ]
1964年神戸生まれ。1987年神戸大学教育学部英語科卒業。野村證券入社。2000年エグゼクティブ・サーチ会社に転職。2004年上智大学外国語学部フランス語学科編入学。2005年秋から1年間グルノーブル政治学院に交換留学。2007年上智大学外国語学部フランス語学科卒業。2010年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。2016年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2020年京都大学にて博士(人間・環境学)の学位取得。専攻は、言語学、フランス語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。