近代日本の工業化と企業合併―渋沢栄一と綿紡績業

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近代日本の工業化と企業合併―渋沢栄一と綿紡績業

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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814003990
  • NDC分類 586.221
  • Cコード C3033

出版社内容情報

合本こそ渋沢の信念だったが,日本各地の地域工業化も資本合同が牽引した。近代初期の企業合併の実情をリアルにかつ動的に明らかに。

内容説明

「合本」こそ渋沢栄一のモットーであったが、日本各地の地域工業化にあっても、まさに資本合同がそれを牽引した。ではその主体となったのはどんな人々なのか、また彼らが主導した工業化にはどのような「かたち」があったのか。今日の隆盛の基礎になった中京地域の繊維業をフィールドに、緻密な資料解読と臨地調査を行い、地域における資本合同を類型化。近代初期における企業合併の実情をリアルにかつ動的に明らかにする。

目次

近代日本の工業化と綿紡績業
第1部 大都市の工業化と企業家―広域経済圏の形成と三大紡の成立(奥田正香の尾勢連合構想―三重紡績の躍進と中京経済圏;渋沢栄一の合本主義―東洋紡績の誕生と広域経済圏;武藤山治の紡績大合同論―鐘淵紡績の中京経済圏進出構想;菊池恭三と技術普及―大日本紡績の誕生と阪神経済圏)
第2部 地域の工業化と地方名望家―都市と地方の「相克」と「結合」(「域外」資産家と「幻の」紡績企業構想―企業勃興の挫折と伊勢中央紡績・伊勢紡績;青樹英二の地域近代化構想―尾勢連合の先駆け・津島紡績;端山忠左衛門の町村連携構想―地域振興の象徴・知多紡績;佐藤義一郎の「町勢挽回」構想―重役間対立と桑名紡績;森東一郎と資産家グループの動揺―技術獲得競争と一宮紡績)
近代日本の企業合併

著者等紹介

橋口勝利[ハシグチカツトシ]
1975年大阪府泉佐野市に生まれる。1994年大阪明星学園高校卒業。1999年京都大学経済学部卒業。2005年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。京都大博士(経済学)。京都橘女子大学文化政策学部ティーチングアシスタント、日本学術振興会特別研究員、関西大学政策創造学部教授を経て、2020年慶應義塾大学経済学部教授。主要業績『近代日本の地域工業化と下請制』京都大学学術出版会、2017年(中小企業研究奨励賞準賞、政治経済学・経済史学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。