出版社内容情報
法・制度・政治、そして学問が、人々を序列化していった。近代以降の洋の東西で同時に起きた現象の淵源を、日仏の研究者たちが論じる
内容説明
制度が創る人種。近代以降の連鎖を断つには?19世紀、洋の東西で同時に起きた人種化の波。明治期の人種認識から最新のゲノム研究まで、近代以降の人種を巡るせめぎあいを日本・フランスの論者らが説き明かす。
目次
序論―非英語圏からの共同発信の試み
1 前近代と近代の連続性/不連続性
2 統治と学知
3 分類する法
4 反人種主義の葛藤と展開
5 遺伝的祖先と人種の解体/再生
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- 和書
- 奈良市史 〈通史3〉