出版社内容情報
世界の多様多品種のバナナがそれぞれの生活を映し出す。アフリカ・南米・沖縄。バナナを旅した筆者がみた「遊び」という農の原点。
内容説明
融通無礙なる存在・バナナ。世界の人びとの付き合い方はこんなに違っているのに、でもこれほど愛される食べ物が他にあるだろうか?コンゴ・カメルーン・ガーナ・ウガンダ・インドネシア・パプアニューギニアそして沖縄。世界中のバナナを通して農と食をみつめてきた研究者がたどり着いた、ヒトとバナナの「遊び」の関係。
目次
第1章 バナナという作物
第2章 料理バナナとの出会い
第3章 バナナ研究との出会い
第4章 アフリカのバナナと出会い直す
第5章 ニューギニア―最も多様性の高い場所
第6章 もうひとつのバナナの世界
第7章 沖縄―愛される島バナナ
第8章 バナナと人の関係
著者等紹介
小松かおり[コマツカオリ]
北海学園大学人文学部教授。京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学、京都大学博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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