出版社内容情報
ヴィルヘルム・フォン・フンボルト??J.S.ミルが激賞した「教養」思想家,ベルリン大学創設に賭けた官僚,そして,ドイツ統一を目指した国政家,その全貌に迫る.「国家は教育に介入するな」の主張でも知られる主著を初完訳.関連資料を収載.
内容説明
J.S.ミルが激賞した「教養」思想家、ベルリン大学創設に賭けた官僚、そして、ドイツ統一を目指した国政家ヴィルヘルム・フォン・フンボルト―その全貌に迫る。
目次
第1部 国家活動の限界(一七九二年)(序論;人間の究極目的 ほか)
第2部 『国家活動の限界』の周辺(国家体制についての理念―新フランス憲法を契機にして(一七九二年一月)
『国家活動の限界』草稿―ゲンツ宛フンボルト書簡二通(一七九二年一月九日など) ほか)
第3部 官僚制・国家試験・大学(高等試験委員会の組織に関する鑑定書(一八〇九年七月八日)
ベルリン大学設立の提議(一八〇九年七月二四日) ほか)
第4部 参考資料ドイツ憲法論(ドイツ憲法論(一八一三年一二月)
ゲンツ宛覚書(一八一四年一月) ほか)
著者等紹介
西村稔[ニシムラミノル]
岡山大学名誉教授・京都大学名誉教授。専門は西洋法史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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