出版社内容情報
沓掛 良彦[クツカケ ヨシヒコ]
著・文・その他
内容説明
ギリシア抒情詩(lyric)は、もともと竪琴(lyra)の音にあわせ歌われたもので、恋愛詩もあり、政治信条などを述べたものもある。サッポーの詩がもつ神韻とも言うべき音の調べ、アルカイオスの諷刺詩、学匠詩人カリマコスらヘレニズム時代の作家らによる西洋版本歌取りの歌などなど、ギリシア叙情詩がもつ瞠目すべき技巧の数々を、平易な言葉で解説する。洋の東西の詩歌に造詣の深い著者がおくる本格派。
目次
ギリシアの抒情詩とはどんなものか
アルキロコス
アルカイオス
サッポー
アナクレオン
シモニデス
ピンダロス
カリマコス
テオクリトス
『ギリシア詞華集』の三詩人〔ほか〕
著者等紹介
沓掛良彦[クツカケヨシヒコ]
1941年長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。東京外国語大学名誉教授。専門は西洋古典文学。主な著訳書に『黄金の竪琴―沓掛良彦訳詩選』(思潮社、読売文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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