出版社内容情報
新人女優が主演を務めるホラー映画『学校霊』。その映画には、意図しない”黒い影”が映り込んでいた。それは、映画のロケ地である廃校に取り憑いていた霊なのか……? 女優から助けを求められた映画ブロガーのMOJIは、廃校に隠された過去の因縁を調べていく。やがて『学校霊』が公開されると、多くの観客が霊を目撃、噂を呼んで大ヒットに。しかし、撮影スタッフは決して侵してはならない禁忌を侵していた。”黒い影”より恐ろしいものが、映画から現実に侵食してくるー。皆様、本作に登場する呪文は決して口に出さぬようお願いいたします。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
68
新作映画の舞台に心霊スポットを使用したらそこがマジモンでえらいことに…。という基本フォーマットは前作と共通。登場人物や怪異も前作と共通。というわけで目新しさはないが、怪異がスケールアップしているせいで続編としては大成功だと思う。前作主人公たちが特に関係ないのに物語に突っ込んできているのも続編らしく実に良い。好感が持てるのは怪異も登場人物も呪術師関係も徹底的にB級に徹していてエンターティメントに徹している所。前作より記事は減り登場人物の主観が増えたけど、これは良し悪しかな。ラストの違和感は消えてましたけど。2026/07/11
キナコ
20
まさかの2巻が出てると知って購入!映画化だと…!めちゃくちゃ楽しみ。前作でも出てきた観ると死ぬ映画。またもや幽霊が映っている映画として別作品が登場。前作の登場人物たちも再登場してくるため、1巻から読んだほうが分かりやすいかな。あっちの世界の住人たちが現世へ介入出来る媒体を見つけてしまったわけだが、今後もシリーズ化するのかな?2026/06/20
佐倉
17
まさかの2作目。前作で白痩神を退けることに成功した映画ライターのMOJI。今回は『学校霊』という青春ホラー作品の試写会に呼ばれることに。レビュー記事を投稿した後、主演の有馬ゆいから撮影中から現在にかけて起こる異常についての相談を受けるが……。前作のキャラがほぼ続投し、再び映画関連の怪異に巻き込まれていく。終盤、舞台挨拶で起きた出来事を複数の人物のテキストという形で描写するのが臨場感があり引き込まれる。画面から何かが出てくる…という『リング』以来の恐怖表現に対するカウンターが異界描写として楽しい。2026/06/07
なお
12
前作で活躍した素人映画評論家の2人がまた登場。 今回もホラー映画にまつわる怪異に巻き込まれる。 すごく不穏で最後まで嫌な空気が流れる読書だった。怪異が悪質というか、万人に向けての怪異ってやっぱり嫌。こういう感想を持つということは、この作品はホラーとしては成功なのかも。2026/08/13
ハルめめ
12
第2弾作品。田舎の廃校での映画撮影で怪奇が関係者を襲い始める。ホラーというか祟り系の恐怖。ただそれもあまり怖くはなくて後半の映画館での惨劇は少しエンタメに走った印象だったかな。2026/08/11




