出版社内容情報
「跪け。俺の靴にキスできるなら、命だけは助けてやってもいい」――国のために尽くしてきた聖女・ミュライア。ある日、新国王と恋人の策略により追放&婚約破棄を言い渡されてしまう。自分勝手な彼らに呆れたミュライアは聖女の証である髪を自ら切り捨て、精霊たちとともに王城を去ることに。初めて触れた外の世界に心躍らせ、改めて国を守りたいと奮闘するミュライア。その一方で、王都では何やら不穏な動きがあって…? 名前も肩書も捨てた身ですが、これ以上あなたの思い通りになるなんて大間違いです! 自由を手にした捨てられ聖女の大逆転譚!
内容説明
「跪け。俺の靴にキスできるなら、命だけは助けてやってもいい」―国のために尽くしてきた聖女・ミュライア。ある日、新国王と恋人の策略により追放&婚約破棄を言い渡されてしまう。自分勝手な彼らに呆れたミュライアは聖女の証である髪を自ら切り捨て、精霊たちとともに王城を去ることに。初めて触れた外の世界に心躍らせ、改めて国を守りたいと奮闘するミュライア。その一方で、王都では何やら不穏な動きがあって…?名前も肩書も捨てた身ですが、これ以上あなたの思い通りになるなんて大間違いです!自由を手にした捨てられ聖女の大逆転譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かぎっぽ
4
本人も言っているけれど この聖女特に何もしてないんだよね。精霊に好かれているだけ。「私にも悪い所はあった」「努力するべきだった」っていう台詞は 自分を庇護しながら相手を断罪する為の枕詞よね。上からの言葉なんだよ。刺さらないよね。ベルリフォートは第一王子だったのにシドゥンゲリアが即位したら王弟になったのね…ややこしいわっ。結局誰からも愛されてなかったシドゥはミュライヤに対してコンプレックスだけだったのかなぁ?きちんと終わらせてあげて欲しかったね。処刑シーン飛んでるし。まぁまぁ楽しく読了。面白かった気がする。2025/05/10