出版社内容情報
さよなら。でも、この人を好きになってよかった。――140字で綴られる、出会いと別れ、そして再会。(以下、本文『別れの挨拶』引用)「またね」それが彼とお決まりの挨拶だった。また次の機会にね、そんな意味を込めて。互いに進路が変わっても、恋人ができても、いつだって次があると思ってた。でも。「ずっと好きでした」「ごめん、俺結婚するんだ」一歩踏み出そうとした日、彼との距離を誤って。その日最後の挨拶は「さようなら」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るるる
17
見開きで1つの話。ラストは連作短編的なストーリー。あー、こんな恋してたなぁ。こういった感覚もいつのまにかどっかにいってしまってたなぁ。と思いながら一気読み。今以上に妻を大切にしようと思いました。2024/02/02
唯月
14
冬野夜空さんの描く幻想的な長編小説が好きだとはいえ、すらすら読めて楽しい超短編は好みなので、二巻も引き続いて読了。発想豊かな『三月十四日』が最も好き。『いちばん好きな人』と『いちばん好きな人だから』のすれ違いが切なかった。短編『この人を好きになってよかった』は超短編でも140字で短く纏められており、短編を読んでから超短編に戻ってくると、より物語が身に染みた。ここからは絵の感想になるが、ページの左端がペラペラ漫画になっていて楽しかった。そして一巻でも思っていたけれど、リアルで透明感溢れる表紙がとても美しい。2025/02/19
おみず🎲🍣@低浮上ぎみ
13
2作目、、!! 140字で綴られていて、すいすい読めている感じです。 その上内容も面白くておすすめです! 最後の話は泣きそうになりました、、、2024/01/27
オッキー
6
★★☆☆☆2024/01/01
ドカ食い大好き
4
Twitterで話題になってた……もとい、炎上商法? で買ってしまった本。Twitterでリプライと引リツでボッコボコにされてたので、不憫なので買ってしまった。……ゆうて、別に言うほど酷くはなかった印象。小説の内容と、文章量がスカスカで、定価1500円で一見ボッタクられた感じがする(Amazonなら中古で安く買えるかも)けど、それはまあ立ち読みして中身を確認しなかった人の責任。(AmazonでもKindleのサンプルで試し読みできる)。普段本を読まない人が、ウォーミングアップ? で読むとかそんな感じの本。2025/02/20
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