内容説明
気になっていた時枝くんと席が近くなって、学校へ行くのが楽しくなっていた紗弥。ある日、些細なきっかけで仲の良かったグループの関係が崩れてしまう。嫌われないように必死にふるまう紗弥だけど、SNSの裏アカに友だちの悪口を書きこんでいるという嘘の噂が広まって、みんなに疑われてしまう。さらにその噂を時枝くんにも知られ…。追い詰められた紗弥は「この世界から消えたい」と強く願った。―次の日、友だちも先生も、まるで紗弥と初めて会ったような態度。あの噂さえも消えていた。ふたたび仲良くなっても、一日たつと紗弥のことを忘れてしまう。紗弥を傷つけるものはなくなり、生きやすくなった。けれど…。「もう、忘れられるのはイヤ。私のこと、信じてほしい」そんな紗弥を、時枝くんだけは何度も思い出して、見つけてくれた。
著者等紹介
丸井とまと[マルイトマト]
食関連のデザイナーとして働きながら、日々執筆中。2021年『青春ゲシュタルト崩壊』で、第5回野いちご大賞・大賞を受賞。現在はケータイ小説サイト「野いちご」にて、活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
色素薄い系
4
なりすましアカウントの悪意に恐怖。友達との付き合い方というか人との付き合い方って難しいけどちょっと意見されたくらいでハブるとかは友達ではないと思うから遅かれ早かれあの4人の結末は決まっていたようなものだったなと思った。時枝くんがめちゃくちゃ頑張ってくれたおかげで紗弥は救われたし想いも報われて良かった。2022/07/25
まる
1
全311ページ。キレイな表紙と謎のタイトルに惹かれて借りてみた。親友4人グループが些細なことからイジメに発展していく。自分の意見は言わず、人が良い主人公の沙弥が最終的にクラスで孤立してしまう。こういうイジメは現実でも起こりそうだが、最初の親友4人組の性格があまりにも違っていて、特に真衣と英里奈に関しては主人公とまず合わないだろうと思ってしまった。不思議な力のレインドームのお陰で一時的にクラスの中での存在感は消せたが、最終的には問題解決の為、自分の気持ちをハッキリ相手に伝えて主人公が成長した物語だった。2026/04/18
えんと
1
言いたいことは言わないとね 2025/10/14
Aina
1
女子高校生、仲良し4人組だったはずが、SNSのなりすましでこあっけなく仲間はずれに。クラス全員から誤解されたまま反論も出来ずにいれば、消えてしまいたい思いになるだろう。女子の本音でぶつかり合うシーンは、とてもリアルで読むのが辛すぎた。本音でぶつからなければ本当の友達とは言えないのだろうか。そんなのは友達でなくても良いと思う。繊細で傷つきやすく、一人ではいられない10代には、おすすめかな。2022/06/26
ゆめりす
1
軽快な文章で、いまの高校生の女子社会をえがいている。もう少し主人公の悩みや迷いを深掘りしてくれたら尚よかったなあと思う。2022/03/22
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