内容説明
幼い頃に父を失い、家族を支えながら過ごしている高二の真菜。あるとき、友達とのトラブルがきっかけで過呼吸になったところを、同じクラスの桜人に助けられる。冷たく近寄りがたい存在だった桜人に『自分を偽ってまで、友達と一緒にいる必要ないだろ』と言われ最初は戸惑うが、何度も彼に救われるようになってから、真菜の世界は変わり始めた。桜人と同じ文芸部に入ると、彼の美しい文章を読んでますます彼を知りたくなっていく。しかし、桜人が真菜を助けたいと思う気持ちには、ある悲しい過去が関係していた―。『真菜の泣いてる顔は、もう見たくないんだ』隠された切ない想いに、涙が止まらない！切なくも優しい、感動ストーリー。
著者等紹介
ユニモン［ユニモン］
広島県出身。ユニモン名義で第７回魔法のｉらんど大賞受賞作『リキ―もう一度、君の声を聴かせて』（ＫＡＤＯＫＡＷＡ／アスキー・メディアワークス）で作家デビュー。朧月あき名義でも活動している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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lollipop
9
原題【きみがため】久しぶりのユニモンさん名義の作品。主人公の真菜は自身の家庭環境を友達に話すことが出来ず、友達になりたいと思いながらも本心をさらけ出せずクラスで孤立してしまっていた。そんな時担任が文芸部の幽霊部員でもいいからと誘われ何となく入部する。クラスでやはり孤立していた桜人は冷たい態度で接するも真菜のピンチの時には手を差し伸べてくれる。二人の距離が近づいたと思ったら急に桜人にムシされるようになり真菜はますます不安に。弟の喘息が悪化し病院に駆けつけるとそこには桜人の姿が･･･ ➡2020/11/26
かける
3
君がため 何が出来るかを考えていた彼。彼が少しずつ気になっていく彼女。2人距離にドキドキ 彼サイド視点もあるのがよかった。2024/10/04
Nori
2
高校生の恋物語。彼が彼女に隠していた秘密とは。サラッと読めるけど、思いやりがつまった素敵な一冊でした。2024/09/24
糸文
1
★★★★☆2021/12/04
ゆい
1
★52021/04/29
