内容説明
校外学習で南の島を訪れた中1のモモたち。島を見学するための特殊な腕時計を装着すると―「認証が完了しました。デスゲームをお楽しみください」。時計から不気味な音声が…。7つのゲームをクリアできなければ、毒を注入されて死んでしまう!?鬼ごっこや宝探し…命をかけたゲームで、みんなの本性が明らかになって…。クラスメイトを裏切らなければ勝てない!?何かがおかしいこの島で、生き残りをかけた絶望のバトルが幕を開ける―!小学上級から。
著者等紹介
蜂賀三月[ハチガミツキ]
滋賀県出身。第2回野いちごジュニア文庫大賞のホラー部門で優秀賞を受賞した『絶対通報システム―いじめ復讐ゲームのはじまり』(スターツ出版刊)にて書籍化デビュー。現在は、小説サイト「野いちご」にて執筆活動中
葛西尚[カサイナオ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
彩灯尋
17
無人島でいきなり開催されるデスゲーム。さいごまで生き残れば脱出成功。無人島ならではのゲーム性があって楽しめた。ただただ人が死んでいくだけではなく、デスゲームの中にもちゃんとしたストーリーがあったのが良かったところ。面白かった。2025/08/21
石嶋ユウ
4
中学校の校外学習で南の島へと向かっていた、若森モモとそのクラスメイトたち。その道中で急遽モモを含めた一部のメンバーだけで別の島へ寄り道することになる。だが、着いた先の島で待っていたのは残酷なデスゲームだった……。 命懸けの状況で露になる登場人物たちのどす黒さや狂気。それらが読んでいてダイレクトに伝わってきたので、この作品がやろうとしていることは成功しているのではないだろうか。そういったどす黒さの対極にいるのがモモや零士なのだろう。狂気の殺し合いの果てにモモが得たものは、きっとかけがえのないものだと思う。2024/04/09




