出版社内容情報
【目次】
内容説明
どんな“自殺”も叶える禁断のカタログ【自殺カタログ】。主人公・芽衣は苛烈ないじめに追い詰められ、自ら命を絶とうとした。その瞬間、謎の男からあるカタログを渡される。書かれていたのは数え切れないほどの死に方。だが彼女は気づいてしまう―この本を使えば「自殺に見せかけて人を殺せる」と。復讐にのめり込み、次々と標的を追い詰める芽衣。だがページをめくるたびに、彼女の運命はカタログに書き換えられていく。最後に待つのは、復讐ゲームの結末か、それともカタログに潜む真実か―。
著者等紹介
西羽咲花月[ニシワザキカツキ]
2013年『爆走LOVE★BOY』で書籍化デビュー。『彼氏人形』で第9回日本ケータイ小説大賞で文庫賞を、『デス・チケット 恐怖のホラーハウスへようこそ』で第2回野いちごジュニア文庫大賞の優秀賞を受賞。現在は、小説サイト「野いちご」「ノベマ」を中心に執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
7
いじめられていた少女が復讐に身を投じてしまう物語。復讐の過程でミイラ取りがミイラになってしまう展開は普通に怖かったですホント。それとあの女怪しいと思ってたが案の定だった2025/11/13
かず
3
山田悠介の小説を初めて読んだ時みたいな感覚。 あらかた予想通りというか、復讐にのめり込んで行くと幸せな未来は訪れないよなぁと思った。 死に至らしめる過程はなんだかデスノートの様で、読み慣れているから、特に違和感なく受け入れられたけど、最後の真相がわかると、もしかしたら実際に起こりうるかも!? と少し気味の悪い気持ちで読み終えた。 他者の命を簡単に安全に奪える手段を手に入れて、どんどん殺人の心理的ハードルが低くなっていく様は本当にそうなりそうで怖く感じた。2025/11/22
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- 和書
- 取調べ可視化論の展開




