出版社内容情報
西暦20XX年。自殺者の急増が社会問題となる中、政府はある“実験”を開始する。ターゲットは、ごく普通の高校のクラス。だが彼らに課せられたのは、「命の重み」を理解させるという名目の“選択式デスゲーム”だった。【選択者】に指名された生徒は、1時間以内に【A】か【B】のどちらかを殺さなければならない。選ばなければ、自分が死ぬ。誰が選ばれるかわからない恐怖の中で、生徒たちは絶望に飲まれていき、生き残るために裏切り合い、嘘をつく。生き残った“最後の人物”が目にする真実とは──?
【目次】
内容説明
西暦20XX年、自殺者の急増が社会問題となる中、政府はある“実験”を開始する。ターゲットは、ごく普通の高校のクラス。だが彼らに課せられたのは、「命の重み」を理解させるという名目の“選択式デスゲーム”だった。【選択者】に指名された生徒は、1時間以内に【A】か【B】のどちらかを殺さなければならない。選ばなければ、自分が死ぬ。誰が選ばれるかわからない恐怖の中で、生徒たちは絶望に飲まれていき、生き残るために裏切り合い、嘘をつく。生き残った“最後の人物”が目にする真実とは―?
著者等紹介
菜島千里[ナジマチサト]
小説家。ホラーと恋愛ジャンルの執筆をメインにしている。別名義cheeeryとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彩灯尋
13
【スターツ出版文庫(アンチブルー)レビュアープログラム参加作品】デスゲームなのでどんどん消えゆく命が苦手な人は注意。ランダムに3人選ばれて誰かを"センタク"しなければいけない。自分が他者の生命を握れたとき、どういう行動をするんだろうか。誰かの命を選択しなければいけない場面なんて一生来ないことを願うが。過去にcheeery名義で書かれた同作品を読んでいたのでなんだか懐かしかった。令和になってまた会えたんだな。エモみ。2025/06/29
栗山いなり
7
近未来の日本を舞台に一つのクラスで行われるデスゲームを描いた物語。デスゲームで明らかになる様々な負の感情が妙に癖になる作品だけど…実際に巻き込まれるのはごめん被りたいものだ2025/07/03
ジャム
4
センタクシテクダサイ。ABどちらかのクラスメイトを殺して自分が生き残るか。自分含めて全員死ぬか。選ばないで自分が死ぬかー。ある日政府から選ばれた高校のクラスで始まった選択式のゲーム。嫉妬、羨望、裏切りー果たして生き残るのは?やはりこういうゲームになると女子グループが一番怖いと改めて感じました笑バトロワ、二人一組などデスゲーム小説好きにオススメ。2025/07/30
ドットジェピー
2
ハラハラドキドキしました2025/07/07
dokusho_st
1
構想としては面白いかなと思いすぎた分読んでいても展開が想像できてしまうため少し残念でした。 木爾チレンさんの作風と少し似ているイメージがあって、思い出すことがありました。 ただグロいかなっていう印象でした。2025/07/12