出版社内容情報
「ようこそ、“狭間(はざま)の教室”へ」――そこは、意識不明となった十代の魂が
送られる場所。自分が現世に残してきた未練を見つけるという試験に合格すれば、その後の人生に選択肢が与えらえる。大切な人に想いを伝えたい健人、自分の顔が気に入らない美咲、人を信じられない雅(みやび)…事情を抱えた“生徒”たちが、日ごと“死神先生”の元へやってくる。――運命に抗えなくてもどう生きるかは自分自身で決めていい。最後のチャンスを手にした若者たちの結末は…? 「生きる」ことに向き合う、心揺さぶる青春小説。
内容説明
「ようこそ、“狭間の教室”へ」―そこは、意識不明となった十代の魂が送られる場所。自分が現世に残してきた未練を見つけるという試験に合格すれば、その後の人生に選択肢が与えられる。大切な人に想いを伝えたい健人、自分の顔が気に入らない美咲、人を信じられない雅…事情を抱えた“生徒”たちが、日ごと“死神先生”の元へやってくる。―運命に抗えなくてもどう生きるかは自分自身で決めていい。最後のチャンスを手にした若者たちの結末は…?「生きる」ことに向き合う、心揺さぶる青春小説。
著者等紹介
音はつき[オトハツキ]
2020年『未だ青い僕たちは』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
11
意識不明の状態となった10代の魂が送られる“狭間の教室”を舞台に、様々な事情を抱えた少年少女が未練を見つける試験に挑む話。 エピソード2が特によかったです。 ポジティブな勤労ギャル、雅の視点で書かれた文章がとても好き! 全体的に心情描写がリアルで、彼らの悩みや苦しみがストレートに伝わってきました。 エピソードの主人公としては描かれていない生徒たちの話もいつか読んでみたいです。2025/02/27
栗山いなり
9
様々な理由で意識不明となり『狭間の教室』へ送られた少年少女達が自分達の未練を見つけていく物語。王道青春劇ありぶっ刺さる内容ありと結構盛りだくさんな内容だった気がする作品。やるじゃないかって素直に思えた2024/12/26