出版社内容情報
友達がいて成績もそこそこな美雨は、昔から外見を母親や周囲にけなされ、目立たないように”普通”を演じていた。ある日、映研の部長・映人先輩にひとめぼれした美雨。見ているだけの恋のはずが、先輩から部活に誘われて世界が一変する。外見は抜群にいいけれど、自分の信念を貫きとおす一風変わった先輩とかかわるうちに、”新しい世界”があることに気づいていく。「君の雨がやむのを、ずっと待ってる――」勇気がもらえる感動の物語!
内容説明
友達がいて成績もそこそこな美雨は、昔から外見を母親や周囲にけなされ、目立たないように“普通”を演じていた。ある日、映研の部長・映人先輩にひとめぼれした美雨。見ているだけの恋のはずが、先輩から部活に誘われて世界が一変する。外見は抜群にいいけれど、自分の信念を貫きとおす一風変わった先輩とかかわるうちに、“新しい世界”があることに気づいていく。「君の雨がやむのを、ずっと待ってる―」勇気がもらえる感動の物語!
著者等紹介
汐見夏衛[シオミナツエ]
鹿児島県出身。2016年『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でデビュー。2017年野いちご大賞・大賞を受賞した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が大ヒット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベローチェのひととき
14
妻の本棚から借りてきた本。作者が「あの花が咲く丘で〜」の汐見さんだったので読んでみようと思った。主人公は高校一年生の美雨。2年生の映人をどうしようもなく好きになってしまう。ただ美雨は外見や性格にコンプレックスを持っており、自己否定が激しい。最初は読んでいてイライライライラしたが… やっぱり自分の気持ちを相手に伝えていくことが大事なんだと思う。2024/10/14
栗山いなり
8
コンプレックスの塊な少女の成長と恋を描いた青春小説。主人公の自己肯定感が低すぎるとか母親がちょっとキツい性格だとかとにかく色々あったけど読み終わっての感想は確かにこれはライト文芸、だった2024/08/29
海人
3
汐見夏衛山梨講演会の勝又図書館で読了。汐見夏衛さんらしい良いお話2025/02/25
いなこ
3
高校の体験入学の日に先輩に一目惚れした美雨。外見を気にし、母にも否定的なことを言われ、普段から目立たずにいた。そんな見ているだけ、諦めようと思っていたところ、先輩から部活に誘われて…。ネガティブだったことも肯定されれば踏み出せる。人それぞれに魅力はある。恋に一喜一憂する純な女子高生と優しさあふれる先輩の言葉。爽やかすぎて、眩しい。2024/11/04
P
3
★★★★☆ 本屋で表紙とタイトル買い。設定や内容はよくある感じで特筆すべきところはなく、非常にオーソドックス。ただ、ライトノベル的な書き方や展開で非常に読みやすく、そこに文芸的な要素とか、若さとか甘酸っぱさといった青春的な要素が加わって、パンチはないけど割と楽しめたかなという感じ。2024/09/04
-
- 電子書籍
- のぞみ・ウィッチィズ 20 ヤングジャ…