スターツ出版文庫 鬼の若様と偽り政略結婚〈２〉花嫁に新たな求婚

編乃 肌【著】

スターツ出版（2022/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 271p／高さ 15cm
• 商品コード 9784813713715
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

花街の下働きから華族の当主の女中となった天涯孤独の少女・小春。病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いで鬼の血を継ぐ高良のもとで三か月だけ花嫁のフリをするはずが、「俺の花嫁はお前以外考えられない」と求婚され、溺愛される日々。しかし、家柄や身分を気にする高良の父に、小春は結婚を反対されてしまう。そんな中、鬼を生む“鬼物”が巷を騒がす事件が起こり、高良は鬼火で事件から小春を守るが…。事件で出会った祓い屋・佐之助が、なぜか小春をずっと恋い慕っていたと、高良へ恋敵宣言までし始めて──!?

内容説明

花街の下働きから華族の当主の女中となった天涯孤独の少女・小春。病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いで鬼の血を継ぐ高良のもとで三か月だけ花嫁のフリをするはずが、「俺の花嫁はお前以外考えられない」と求婚され、溺愛される日々。しかし、家柄や身分を気にする高良の父に、小春は結婚を反対されてしまう。そんな中、鬼を生む“鬼物”が巷を騒がす事件が起こり、高良は鬼火で事件から小春を守るが…。事件で出会った祓い屋・佐之助が、なぜか小春をずっと恋い慕っていたと、高良へ恋敵宣言までし始めて―！？

著者等紹介

編乃肌［アミノハダ］
石川県出身。『花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を』（マイナビ出版）で第２回お仕事小説コン特別賞を受賞しデビユー。『余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です』でモーニングスター大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真理そら]

あとがきで作者もおっしゃっているように「まさかの二巻」だったのでうれしい。今回は「こっちもいいなあ、こっちのほうがいかも」と読者には感じられる恋敵・佐之助が登場した。ただ前作でいい味を出していた有能な秘書・真白の登場が少ないのが寂しかった。

2022/12/30

[はつばあば]

登場人物が少数精鋭。家柄や身分を気にする高良の父はまだ登場していませんが、この方も本妻と愛妾の確執で凹まれ息子高良には・・と思っているのかもしれませんね。蜂蜜の壺にはまり込んで足が抜けない状態でしたが、こう甘々だとちょっと塩っけが欲しいかもとしばらくは他のジャンルへ・・(*‘∀‘)。

2023/08/18

[kinta]

驚きの2冊目。今回の小春は、世間とつながりを持っていく広がりの回。とはいえ、高良は誰にも見せたくなくて独占したくて仕方がない(笑)。この二律背反が非常に幼くってツボ。もっとベッタベッタに甘やかしたいけど、それをすると小春に引かれそうな恐怖もあり、という、描き方によってはコメディにもなりうる可愛さ。是非次があると嬉しい限り。

2023/01/29

[あずとも]

続きが出るとは思ってなかったので嬉しい。事件を追うのと並行に恋敵が登場したり小春に友達が出来たりと前作より展開は好きかも。新しいキャラが登場してより楽しくなったけれどその分亜里沙や真白の影が少し薄くなってしまったのは仕方ないとは思うけれど好きなキャラだっただけに残念ではある。

2022/12/30

[トラママ]

まだ。ジレンマあり。

2023/07/17