出版社内容情報
目立たないように生きていた私の
ある秘密を君にだけ見抜かれて…
自分に自信のない白城庭は、嫌なことを嫌と言えず、自分の好きなもののことも隠して過ごしていた。ある日、クラスの中心人物・鍬内想にその秘密を知られてしまう。笑われると思ったのに「俺の前では、堂々と好きなものを好きって言っていい」と、ありのままの庭を受け入れてくれて…。想の存在が、ずっと本当の自分を見せるのが怖かった庭を変えていく。しかし、実は想にも庭に見せていない心の奥の葛藤があると知り――。正反対のふたりが認め合い、自分らしさを見つける、青春恋愛感動作!
内容説明
自分に自信のない白城庭は、嫌なことを嫌と言えず、自分の好きなもののことも隠して過ごしていた。ある日、クラスの中心人物・鍬内想にその秘密を知られてしまう。笑われると思ったのに「俺の前では、堂々と好きなものを好きって言っていい」と、ありのままの庭を受け入れてくれて…。想の存在が、ずっと本当の自分を見せるのが怖かった庭を変えていく。しかし、実は想にも庭に見せていない心の奥の葛藤があると知り―。正反対のふたりが認め合い、自分らしさを見つける、青春恋愛感動作!
著者等紹介
音はつき[オトハツキ]
2020年『未だ青い僕たちは』で作家デビュー。他作でスターツ出版キャラクター小説大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
色素薄い系
6
面白かったです。後半の想が距離置いた部分だけ納得行かなかったけどね。だって初恋の人である庭に恩返し(?)したかったんじゃないの?アイドルオタクだってなんだって好きな事を好きでいるのは体力いるからちゃんとそれを認めてくれる存在が増えてよかった。元親友から元が取れたのも良かった。2023/02/07
ジャム
6
すごく良かったです! 主人公はオタク気質で、好きな物否定されたくないがために好きと言えず、そして、あの時何か一言言えていればと後悔ばかりする。音はつき先生が描くキャラは本当にリアルで、すごく自分と重なり感情移入してしまう。だからこそ、こんなにも感情を揺さぶられ、こんなにも心を動かれるだなと思いました。 ストーリーもテンポ良くて自然と引き込まれた(≧∇≦) 個人的に、親友との和解が印象に残った、あの日の思いをぶつけ合うところすごく好き!2022/03/09
かける
3
少しずつ変化していくのがよかった。2人でいる雰囲気も穏やかでゆったりとした感じ。可愛いらしいピンキーちゃん、見てみたかったな。気になったのは、呼び方…何故フルネーム? 2023/09/07
栗山いなり
3
自分に自信がない少女がクラスの中心人物の少年とふとしたきっかけで交流し想いを育んでいく恋愛小説。この作品を一言で言うと「アイドル追っかけ少女の恋愛と成長劇」だった。まさかそういう小説だとは思わなかった2022/05/09
萌歌
0
ありのままの自分をさらけ出すのは無理かもしれないけど、自分を大切にしたい!2022/10/02