出版社内容情報
「いつだって味方だよ」
君がいるだけで心の痛みが消えていた――。
内容説明
中学3年のときに不登校になった美尋は、ゲームの推しキャラ・アラタを心の支えに、高校へ入学。同じクラスには、なんと推しとそっくりな男子・坂木新がいた―。戸惑っているうちに、彼とふたり図書委員を担当することに。一緒に過ごすうちに美尋は少しずつ心がほぐれていくも、トラウマを彷彿させることが起きてしまい…。周りを気にしすぎてしまう美尋に対し、まっすぐに向き合い、美尋の長所に気付いてくれる新。気付けば唯一の支えだった推しの言葉より、新の言葉が美尋の心を強く動かすようになっていき…。
著者等紹介
麻沢奏[アサザワカナ]
2011年、イアム名義で『放課後図書室』にて第5回日本ケータイ小説大賞特別賞を受賞し書籍化。麻沢奏名義で“放課後シリーズ”を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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