出版社内容情報
栄国の王女・春燐(しゅんりん)が唐陀国の王・鬼嶽(きがく)に嫁いでから半年。
求愛する春燐をあしらっていた鬼嶽も、時々春燐の血を食すようになった。
二人の距離が縮まっていることを感じた臣下や女官たちは、地方を視察に行くついでに温泉地に逗留してはどうかと提案する。
いつもと違う環境に浮かれ、鬼嶽への求愛が加速する春燐。けれどある夜、突然鬼嶽を拒絶してしまう。
自分自身の気持ちが分からず混乱する春燐に対し、鬼嶽は少し距離を取ることに。
そんな中、村の住人が突然殺し合いを始めるという恐ろしい事件が起きて――。
【目次】
序章
第一章 秋の香の旅出
第二章 金木犀の村
第三章 血と蝉と金木犀
第四章 誘拐された王妃
第五章 彼方の記憶
第六章 遠い日の真実
終章



