内容説明
昔からあやかしが見えることに悩まされてきたOLの雅、25歳。そのせいで彼氏には軒並み振られ、職場にもプライベートにも居場所がなかった。しかしある日、超イケメンの神様・朔が「迎えにきたぞ」と現れ、強制的に結婚することに!?初めは拒否する雅だが、甘い言葉で居場所をくれる朔との夫婦生活は思いのほか居心地がよく、徐々に朔を受け入れる雅。だがこの夫婦生活には、過去に隠されたある秘密が関係していた…。胸キュン×癒しの“あやかし嫁入り”ファンタジー小説!
著者等紹介
涙鳴[ルイナ]
千葉県出身。2016年『最後の世界がきみの笑顔でありますように。』(スターツ出版刊)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アカツ04号
9
シリーズ物途中の息抜きに。良く見る“この世のものじゃないものが見えて日常生活が不便している所に、何らかのきっかけでそちらの世界に住むようになる”話。鬼丸や藤姫の話とか、黒白やトラたちのトラウマが意外とあっさり解決してしまったので少し物足りなく思った。特に主人公の雅はそれでいいのか…というくらい軽い。一冊の中で色々入れるのは難しいのかなぁと少し考えてしまう…。2巻が出ているそうなので、そちらに期待かなぁ。(2/14-26)【2020-3】2020/02/26
sion
4
異種間婚が好きな人におすすめ。朔は特別だからああなのかなと思う。こんなに度胸のある子が人間界ではあんなに悲しい結末になるなんて。居場所なさすぎ。 面白かったです。2021/05/27
万論
1
開始拙い感じがあったが、次第に持ち直してラストまで走った。王道ラブストーリーを目指して綴っていたのはわかる。周りの登場人物がペラペラなのが残念。もっと良い話になりそう。2022/07/23
わぴねむ
1
かわいらしい表紙にひかれて。でもなぁ…ヒロインがハマらなかった。自分でもよくわからないけど。ヒロインの言葉がちょっとくどく感じたからかな。あとどんなに悪いことした相手でも優しくしちゃうのに、朔にはそんなかんじなんだ…とか。ちぐはぐ感。お祭りはさすがに考え無しだったんじゃないかなー。2020/10/14
色素薄い系
0
甘さ自体はそこまで無いけどストーリーは面白かったと思います。まぁ何というか敵対してた側も基本根が善良だったからなんとかなったものの世の中にはいくら言葉を尽しても分かり合えない存在っているよね、と思ってしまった。2021/10/07