出版社内容情報
木戸ここな[キドココナ]
著・文・その他
内容説明
いじめに遭い、この世に生きづらさを感じている“僕”は、半ば自暴自棄な状態で交通事故に遭ってしまう。“人生終了”。そう思った時、脳裏を駆け巡ったのは、不思議な走馬燈―“僕”にそっくりな少年・悠斗と、気丈な少女・葉羽の物語だった。徐蕨に心を通わせていくふたりに訪れるある試練。そして気になる“僕”の正体とは…。すべてが明らかになる時、史上最高の奇跡に、涙がとめどなく溢れ出す。第3回スターツ出版文庫大賞にて堂々の大賞受賞!圧倒的デビュー作!
著者等紹介
木戸ここな[キトココナ]
米国在住。2018年第3回スターツ出版文庫大賞にて『青い僕らは奇跡を抱きしめる』(原題『トゲトゲじかけのサボテンは優しく君をハグしたい』)が大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旱
11
初めてこういうのを買った2020/01/23
旱
10
何度読んでも面白い作品2020/01/22
旱
6
サボテンと主人公と女の子の繋がり(奇跡)がとても面白かった。どんなに辛い事があっても諦めない大切さについて教えられた。是非みんなに読んでもらいたい。2020/01/15
Nori
5
サボテンが起こした3つの奇跡の物語。ものすごく好みの物語だった。やるせなさと切なさともどかしさが募るラブストーリーなんだけど、それらを乗り越えようとお互いを思いあう気持ちがサボテンに頼らない奇跡を起こす。個人的には切ない結末でもよかったけど、この物語に関してはこんなハッピーエンドがとてもよかったと心の底から思う。この作品がとてもよかったので、他の作品も読んでみたいと思ったけど、刊行されてないみたいでとても残念。できたら新刊出してほしいなぁと心の底から思います。2022/06/05
しおさば@道民
5
奇跡を起こすサボテンの物語。もうちょっと主人公が葛藤する描写を多くしてもいいかなと思いましたが、題材と結末は好きでした。2019/05/30