内容説明
お転婆な王女・フィリーネは、強国の王子・アーベルに「俺の花嫁になれ」と突然言い渡される。政略結婚を避けるため“最愛の妻のフリ”をしろというのだ。絶対的な権力を持つ彼に抗えず、やむなく合意すると、まさかの溺甘新婚ライフがスタート!?「ずっと俺のそばにいろ」―愛なき契約関係のはずなのに、独占欲全開に迫るアーベル。ウブなフィレーネは戸惑いながらも惹かれていき…!?
著者等紹介
雨宮れん[アマミヤレン]
埼玉県出身。2008年より小説サイト「野いちご」で小説を発表し始め、2011年に『太陽王と灰色の王妃』(アルファポリス)で書籍デビュー。2012年スターツ出版ファンタジー小説大賞を受賞し『銀棺の一角獣』を発売。現在も『Berry’s Cafe』で執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっしー
6
自国の名産品のレースの売り込みに必死かつやり手で、王子アーベルそっちのけのフィリーネが良い。ちょっと傲慢なアーベルもどんどん感化されてるし…。脇キャラだけどヘンリッカとパウルスも良い味出してたな。基本、話は王道だから安心して読めた。2021/01/31
あふろ
2
フィリーネがとても可愛らしく、でも、しっかりちゃっかりものでとても好きだった。王太子様もなんやかんや素直でかわいらしい。フィリーネの国はとても素敵だなぁ。2019/04/19
朔夜
2
★★★★2018/11/18
にま
0
結婚に消極的な王太子かわ結婚対象として集められた娘たちの中から虫除けの意味で選んだのが小国の姫。彼女は自国のレースの販路開拓のために召集に応じていたので、お互いに利害が一致した契約の関係を結ぶことに。ところがお互いをよく知るにつれて…。ちょっとさた気持ちのすれ違いやそれなりのライバルもいて、ま、安心安定の展開で、さっくり楽しめた!2021/02/26
めい
0
読み放題2020/06/23