内容説明
やさしい口語訳の憲法と心にしみるイラストがなんだかとても、ジンとくる…「前文」には日本国憲法の心がぎっしりとつまっています。
著者等紹介
桑迫賢太郎［クワザコケンタロウ］
１９７９年鹿児島生まれ。長崎大学環境科学部卒。大学休学中にＮＧＯボランティアスタッフとしてカンボジアに５ヵ月間滞在。現在、長崎県西彼杵半島雪浦（ゆきのうら）在住。自然農による米、野菜つくりに挑戦しながら、学習塾をしている。創作もしている
さかいいずみ［サカイイズミ］
大手量販店販売促進部を経て、デザインプロダクション勤務。独立後、書籍の編集、企画を業務とする編集プロダクションを設立。環境、自然、自己実現などを中心に多数の制作に携わる。現在、著述家、編集者、編集プロダクションＧＡＬＬＡＰ代表
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感想・レビュー
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ぼりちゃん（旧 aiaimo`olelo）
25
短く区切られた日本国憲法前文をゆっくりと味わうように読める絵本。文字だけがいっぱい並んだ難しそうな日本国憲法前文とは全然違ってとても読みやすい。だから、私は日本国憲法前文を読んで初めて涙が出てきた。このような美しく崇高な想いを胸に日本国憲法が出来ることとなった日本の歴史と、それを繋げてきてくれた先代のたくさんの人々のことを思った。歴史と共に憲法も変遷していくだろうけれど、私もまた次のあなたへ。あなたもまた次のあなたへ。ゆずり葉のように譲り繋げられていく歴史の中で、今共にある憲法をもう少し理解していきたい。2023/06/08
Mitsuki Takeda
1
平成25年7月4日に公示された第23回衆院選挙。期日前投票に行く前日に読んでみました。2013/07/16
Sayuri Idezaki
1
久々に本棚から出してきて読んだらやっぱりよかった。ぜひ、声に出して読んでみてください。今朝の新聞で「昨年、衆参両院の憲法審査会が始動し、自主憲法を目指す自民党は先月、自衛隊を『国防軍』とする憲法９条改正を柱とする改正草案を打ち出した。前文からは『全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する』という文言を削除した。」とあった。知らなかった。憲法とか難しくてよくわかんないけど、わかんないから知らないではなく、大事なことだからせめて意識だけでもむけているようにしたい。2012/05/03
