内容説明
本書は霊的な旅の道程にいて、セックス、あるいはセックス上のトラブルや疑問をもっている人を対象にして書いた。そして、そういう読者が、セックスに関して自分で問題にしていることがらと、霊的な道程について理解しているところを、総合的観点から理解するのに役立つように、というのが著者の目的である。まず第一に、私は本書を自分自身が霊的な旅の途中にいる巡礼である、という立場から書いた。そして二番目にはケイシーのリーディングの研究者かつ唱導者としての立場から、ついで三番目には二十九年間にわたる結婚生活の一方のパートナーとしての立場から、さらに最後には二十二年間にわたる治療心理学者としてのカウンセラーとしての立場から書いた。
目次
第1章 性!それはどんな役割か(ケイシーは性を否定しない;霊魂と性の関わり ほか)
第2章 霊的な道とセクシャル・ライフ(迷いはだれにでもある;あるがままでは成長はない ほか)
第3章 肉体とセックス(霊的なものと性的なものの関係;肉体の捉え方 ほか)
第4章 性と心の働き(問題は心の中で起きる;心の本質 ほか)
第5章 セックスと個人(幼児体験と性;ノーマルなセックスとは? ほか)
著者等紹介
パーヤー,ハーバート・B.[パーヤー,ハーバートB.][Puryear,Herbert B.]
精神、心理治療が専門の心理学者。特に超心理学や深層心理学、比較宗教学などの立場も取り入れた心理カウンセリングを専門としている。現在アリゾナ州にあるロゴス・ワールド大学の学長
今村光一[イマムラコウイチ]
1935~2003。東京生まれ。早稲田大学英文科中退。心霊科学・健康医学関係の翻訳ならびに著作で活躍。エマニュエル・スウェデンボルグやエドガー・ケイシーをいち早く日本に紹介。特に力を注ぎ、抄訳エマニュエル・スウェデンボルグの『私は霊界を見て来た』はベスト・ロングセラーとなった。また、健康医学関係ではガンの食事による治療法『ゲルソン療法』を日本にはじめて紹介、その啓蒙・普及のために大きな貢献をした
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