内容説明
すべては…娼婦の子宮からはじまった。３６０人もの人間を殺し続けた殺人者ヘンリー・リー・ルーカスに直撃インタビュー。なぜ、猟奇殺人、大量殺人は起こるのか。謎を解くカギがここにある。
目次
娼婦の腹から
地獄の門を開く
悪人どもの強烈なインパクト
悪の知識、悪の力
堕落が満足感を失わせる
血の欲望
相剋
殺しの戦慄
獄房の光
新たな出発
シスター・クレミー
とびらは開かれた
わざわいを転じて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
62
「羊たちの沈黙」ハンニバル・レクターのモデルの一人、連続殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスのノンフィクション。『死の腕』と呼ばれる悪魔崇拝の秘密殺人集団に属し、全米に渡り360人を殺したと自白。しかし実際に証拠が挙がっているのは数人らしいし、『死の腕』という組織も実際に存在するのか眉唾なところも。逮捕後は神に帰依して良い人になったりと、これノンフィクション？と思った。全てが事実ならば,何のためらいもなく手当たり次第に殺してしまう情けのかけらもない所業は、やはり幼少期の母親の容赦ない虐待が原因なのでしょうか？⇒2017/07/06
Kavi
1
買ってから読むのに2年かかった。出だしの文章が興味をそそられない上に、二段組のページレイアウトが読みにくかったから。でも、思い切って読んでみるとなかなか。この事件も、犯人も知らなかった。殺人の衝動が抑えられなくて、アメリカをドライブしながら人を殺す。通りすがりに人を浚って殺すから、逮捕もなかなかされない。そんな男が仕事を見つけた先で、「神」を知って改心して逮捕されるんだけど。..どうしてこうも、アメリカ人は頭が悪いのかふしぎになってしまうほど、犯人の友達も、彼女もアホ。そしてそんな奴を信じる人もアホ。2010/09/13
きみこ
0
[図書館本]ほとんど知っている内容だったので、流し読み。 人殺しはいけないけど、ヘンリーにも同情してしまう。2020/10/24
