古代ハワイ人の世界観 人と神々と自然の共生する世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784813316985
  • NDC分類 163
  • Cコード C3039

内容説明

本書は、宗教、哲学、自然環境に関する基本的な思想的背景を取り上げ、ハワイ人の伝統的な世界観について論述した最初の文献である。それぞれの焦点がハワイ文化の中核をなしている。著者のダドリー博士は、偉大なる古代の遺産を現代人にも理解できるよう、じつに分かりやすく説明している。

目次

魚の話
古代ハワイへの知識の伝承
古代ハワイ人の宇宙観
古代ハワイ人の思想における霊体と物体
古代ポリネシアの進化論
自然界が知覚を持っていることへの現代的立証
アクア(Akua)、マナ(Mana)と神性
多様な形態をとる化身、キノラウ(Kino Lau)
森羅万象の中の組み合わせ
古代ハワイの環境倫理
首長の特別な地位
ハワイが掲げるモットーの真の意味

著者等紹介

ダドリー,マイケル・キオニ[ダドリー,マイケルキオニ][Dudley,Michael Kioni]
1975年からシャミネード大学の講師としてハワイ人の宗教について講義を始めた。その間、リーワードやウィンワード短期大学、またハワイ大学、そしてカリフォルニア大学サンタバーバラ校で教鞭をとる。博士論文は、十年以上にわたる古代ハワイ人に関する研究の成果であり、古代ハワイ哲学の再構築をその主な目的としていた。学者であるとともに運動家であり、ハワイ人の主権回復運動にも深く関わっている

中島和子[ナカジマヨリコ]
同志社大学法学部卒。政治学専攻の法学博士。桜美林大学、京都精華大学教授、中央大学講師を経て、1999年NPO古代遺跡研究所を設立、その所長となる。現在「古代における政治と祀り」をテーマに日本とアメリカ大陸先住民の古代文化を研究中。九州と六甲山・甲山周辺の磐座(いわくら)を守る運動を起こしている

堀口登[ホリグチミノル]
関西学院大学英文学科卒。同大学院経済学修士。総合商社にて北・中・南米勤務など歴任。代表取締役退任後、大阪市外郭団体顧問(海外関係業務)、短大講師などを経て今日に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品