「格安航空会社」の企業経営テクニック―「超低コスト化」と「多数顧客の確保」の方法論

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「格安航空会社」の企業経営テクニック―「超低コスト化」と「多数顧客の確保」の方法論

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784813245605
  • NDC分類 687.3
  • Cコード C0034

内容説明

話題の格安航空会社(LCC)は薄利多売などではなく、超低コスト化と緻密な売上の管理で、高い利益率を実現しているスーパーカンパニーだった。そこにある、従来とは異なるカラクリ、ビジネスモデルと、LCC流の意欲的な社員を作る方法。

目次

第1章 格安航空会社の経営理論とビジネスモデル(格安航空会社の誕生;格安航空会社の「ビジネスモデル」とは?;ビジネスモデルを忘れたコウクウガイシャ「ピープル・エキスプレス航空」の例;ビジネスモデルから導かれる2つの公式;LCCとFSAの業績状況)
第2章 超低コストの公式(LCCとFSAのコスト差の実態;「多い座席」のコスト効果;低コストの原点は機材の選択にある;徹底した選択と集中を行う;機材の稼動率を高めることがコストに与える影響;費用項目別にコスト差を概観する;LCCのコスト構造上の事業リスク;超低コストの公式から学ぶコスト削減法)
第3章 高搭乗率と利益の公式(「超低コスト」はあくまでも一つの条件;「高い搭乗率」が成否の分かれ目;「高い搭乗率」を得るためには?;LCCの運賃体系と価格設定;話題づくりと宣伝のための超低価格;付帯収入がもつ意味と効果;「高搭乗率ち利益の公式」から学ぶ儲けのヒント)
第4章 スタッフの力が倍になる秘密(公式を実現するのは「人の力」;企業文化を築き、たえず活性化させるのは、強いリーダーシップ;「スタッフまるごと」の一体感が生んだ成果;求む、魅力あるリーダー)

著者等紹介

赤井奉久[アカイヨシヒサ]
航空経営研究所代表取締役研究所長。日本航空の経営企画、経理部門にて、長年経営・収支・コスト等の分析及び計画立案に携わる。のち日本航空グループの経理、給与計算業務を集中処理する子会社を立ち上げ社長に就任。2007年に退職し、航空経営研究所を設立。明海大学、文化学園大学講師

田島由紀子[タジマユキコ]
航空経営研究所主席研究員。日本航空にて主に国際旅客の空港業務に携わる。サービス訓練グループ長として、サービス向上や多くの国際旅客人材育成に活躍。2007年に退職し、航空経営研究所に入所。内外の航空情報の収集・調査・分析を行うとともに、企業や大学で、人材育成・接客・クレーム対応等の講座を実施。明海大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SU

2
ユニクロ式の売り切り方式になるほどと思いました。2014/10/21

Hiroki Nishizumi

2
ビジネスモデルの解説もまあまあ参考になったが、終章が良かった。“LCCのビジネスモデルについてはいくらでもお話ししましょう。あなたがそれをそのまま真似ても成功できるとは思いません。ビジネスモデルはだれでも真似ることはできますが、企業文化は真似できないからです”トニー・フェルナンデス やはりリーダーシップだ! そして夢とユーモアセンスだ!2013/04/12

ZⅢ

2
LCCの安さの理由を、過去の経験から分かり易く解説している。ただ、日本でもLCCが本格的に導入された今となっては、LCCの経営術は色々なメディアで取り上げられていて、あまり目新しい内容は無かったというのが、正直な感想。 LCCの経営テクニックというよりは、LCCの歴史について知りたいという方にお勧めの本。2012/10/23

maren

1
コストをどのように削っていくのか、どういったところでお金を取っていくのか非常にわかりやすくおもしろい2013/03/19

旅猫

1
Keep It Short and Simple〈コナー・マカーシー) LCCの経営をわかり易く解説した一冊。何冊か同じテーマのものを読んで比較すると面白いかも。2012/12/12

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