内容説明
話題の格安航空会社(LCC)は薄利多売などではなく、超低コスト化と緻密な売上の管理で、高い利益率を実現しているスーパーカンパニーだった。そこにある、従来とは異なるカラクリ、ビジネスモデルと、LCC流の意欲的な社員を作る方法。
目次
第1章 格安航空会社の経営理論とビジネスモデル(格安航空会社の誕生;格安航空会社の「ビジネスモデル」とは?;ビジネスモデルを忘れたコウクウガイシャ「ピープル・エキスプレス航空」の例;ビジネスモデルから導かれる2つの公式;LCCとFSAの業績状況)
第2章 超低コストの公式(LCCとFSAのコスト差の実態;「多い座席」のコスト効果;低コストの原点は機材の選択にある;徹底した選択と集中を行う;機材の稼動率を高めることがコストに与える影響;費用項目別にコスト差を概観する;LCCのコスト構造上の事業リスク;超低コストの公式から学ぶコスト削減法)
第3章 高搭乗率と利益の公式(「超低コスト」はあくまでも一つの条件;「高い搭乗率」が成否の分かれ目;「高い搭乗率」を得るためには?;LCCの運賃体系と価格設定;話題づくりと宣伝のための超低価格;付帯収入がもつ意味と効果;「高搭乗率ち利益の公式」から学ぶ儲けのヒント)
第4章 スタッフの力が倍になる秘密(公式を実現するのは「人の力」;企業文化を築き、たえず活性化させるのは、強いリーダーシップ;「スタッフまるごと」の一体感が生んだ成果;求む、魅力あるリーダー)
著者等紹介
赤井奉久[アカイヨシヒサ]
航空経営研究所代表取締役研究所長。日本航空の経営企画、経理部門にて、長年経営・収支・コスト等の分析及び計画立案に携わる。のち日本航空グループの経理、給与計算業務を集中処理する子会社を立ち上げ社長に就任。2007年に退職し、航空経営研究所を設立。明海大学、文化学園大学講師
田島由紀子[タジマユキコ]
航空経営研究所主席研究員。日本航空にて主に国際旅客の空港業務に携わる。サービス訓練グループ長として、サービス向上や多くの国際旅客人材育成に活躍。2007年に退職し、航空経営研究所に入所。内外の航空情報の収集・調査・分析を行うとともに、企業や大学で、人材育成・接客・クレーム対応等の講座を実施。明海大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
ZⅢ
maren
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