内容説明
「浅田真央」「安藤美姫」は金メダルでいくら儲かるのか?「上村愛子」はスキーがとっても上手なOLだった?4年に一度という開催サイクルにある「オリンピックビジネス」の落とし穴とは?2010年バンクーバー冬季オリンピックの話題も満載。
目次
第1章 野球・サッカー・相撲編 あのチームの運営費を賄う損益分岐点(いくらあったら、自分でプロ野球チームが作れる?―新規参入とその後の運営にかかる多額の費用;勝ち組球団、巨人軍は200億円も儲かっている!?―プロ野球では、選手は「仕入れ」、ゲームは「商品」;儲かることと勝つことを両立させる、ドラマチック運営管理―レッドソックスと楽天イーグルス、それぞれの戦略に学ぶ ほか)
第2章 オリンピック編 あの選手の金メダルで効果を発揮する広告宣伝費・開発費(上村愛子は金メダルを取るといくら儲かるのか?―実はスポンサーのほうが厳しいスキー界;上村愛子はスキーがとっても上手なOL―給料という名の広告宣伝費;浅田真央が金メダリストになったら、いくら儲かる?―金メダルの見返りは、報奨金より肖像権収入 ほか)
第3章 ゴルフ・テニス編 トーナメント運営で大口受注を可能にする交際接待費(遼くんvsマーくん、収入が大きいのはどっち?―個人競技とチームでは、収入に格差がある;プロゴルフの試合とプロ野球の試合、主催するならどっちがお得?―テレビ放映権のないプロゴルフ選手権の不思議;観客の少ないゴルフに、なぜ企業はお金を出すのか?―トーナメント運営の本当の狙いは交際接待費にある? ほか)
著者等紹介
松尾里央[マツオリオウ]
税理士。(株)ナイスク代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部卒。税理士として、財務経理業務、専門学校で講師を行う一方、本作りの楽しさに魅せられ、(株)ナイスクで出版・映像制作に携わる。同社は、スポーツ事業部としてオーストリアスキー教室6校、ナイスクテニス教室を主宰。また出版事業部として、ビジネス、趣味、スポーツ、健康など実用系の雑誌・書籍を制作。そのほか映像制作事業部としてテレビ番組やCM、ビデオを制作。他方、CSPクリエイティブ・スポーツ・パートナーズを立ち上げ、アスリートの支援をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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