内容説明
八年前、日本橋で呉服屋を営んでいた両親ともども奉公人三十人が惨殺され二千両が奪われた。当時、十八歳だった半次郎はその惨劇を知り復讐を誓う。闇の仕事を生業にする始末屋の元締・影安の元で悪の修行を積んできた半次郎は、強盗団のうちすでに十一人の始末をつけた。残る憎き敵は四人。命知らずの無頼剣で怒涛の復讐劇に幕を引こうとする半次郎の前に立ちはだかる蛇の刺青をした謎の女と、最後に対決する驚愕の“敵”とは。
著者等紹介
早坂倫太郎[ハヤサカリンタロウ]
東京生まれ。青山学院大学中退。広告会社勤務、フリーライターを経て作家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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