ＳＨＹ文庫 華は貴族に手折られる

遠野 春日【著】

大洋図書（2012/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 225p／高さ 16cm
• 商品コード 9784813041078
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

由緒ある高塔伯爵家に生まれた葵は、伯爵家の人間であることを誇りに思って生きてきた。高塔家の財産が騙しとられるまでは…借金返済の代わりに体を要求される葵に、援助を申し出る男がいた。貴族嫌いで傲慢な男、速見桐梧だ。桐梧は怖い。けれど他に選択肢のない葵は桐梧の邸を訪れる。その夜、桐梧は「おまえの主人は俺だ」と言い放つと葵を遊女扱いし、強引に体を開かせた。理不尽で恥知らずな男。そう思うのに、時折見せる桐梧の優しさに葵の心は揺れ始め―大人気貴族シリーズ、第三弾！書き下ろし『ヨコハマ・デート』を加え文庫化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[saki＠まったり更新中]

旧版未読だったので書き下ろしもあるようですし読んでみました。門地さんの絵がちょっと苦手なのできっと敬遠してたんでしょうね＾＾；CD聴いてちょっと二人の関係が気になったので。貴族シリーズはこんな関係性のお話が多かったですねそういえば。二人の想いがすれ違って、これでも惹かれて。書き下ろしは甘い二人でした。

2014/07/18

[早帆ママ]

どちらも意地っ張りなのかな？王道で読みやすいです。元旧友の仕打ちは腹立だしいでした。嫌だなぁ～バックボーンで態度を変える奴。

2013/10/28

[ＭＹ]

悶々としちゃったよ。とってもマジメな葵と、やっぱりマジメなトウゴがお似合いで、ひじょーによかったです。

[風祭]

面白かった！惚れたほうが負けという言葉を体現していた。遠野作品は攻めが酷い奴が多いけれど、今回は何やかんや言いながらも、葵に対して甘かった＾＾

2022/08/25

[野花]

これも文庫化したから買い。わりとすきなお話。

2012/12/15