内容説明
長崎港から南西へ18キロ、かつて海底炭鉱の島として栄え日本の戦後復興と近代化を支えた島がよみがえる。廃墟から産業遺産へ―軍艦島に生命の息吹を見た!『三菱石炭鉱業株式会社高島礦業所端島礦』閉山から40年―。100余枚の写真でつづる軍艦島の今。
著者等紹介
酒井透[サカイトオル]
1960年、東京都新宿区生まれ。写真家。秘境探検家。小学校高学年の頃から趣味で鉄道の写真を撮り始める。大学卒業後、フリーカメラマンとして国内外を取材。1985年から5年間、写真週刊誌『FOCUS』(新潮社)専属カメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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湘子
19
ここだけ時が止まってる。2016/08/11
キャッツアイ
0
貴志祐介の「ダークゾーン」で始まり、大沢在昌の「梅と月の迷路」を読んで軍艦島がとても気になりました。行きたいのですが暇がなく、せめて写真集でもと思って取り寄せたのですが、全体に写真が暗くよく分かりませんでした。写真家の美的感覚で撮られたようですが、夜明け前と夕暮れの写真ばかりで残念です。はっきりと写せば荒廃するがままの姿が無残で、心が痛んだかも知れませんが。世界遺産に登録を働きかけているようですが、まず保護することが必要ではないでしょうか?2014/06/30