廃墟本

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廃墟本

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784813020165
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0072

内容説明

廃墟取材のパイオニア最新刊!!『漫画実話ナックルズ』誌上にて好評連載中の『廃墟探訪2』が待望の一冊になって新登場!恐怖と緊張の狭間で、廃墟に纏わる因縁を丁寧に解き明かす!これがミステリー!!廃墟探訪は推理小説を凌駕する。

目次

秩父鉱山村住宅街―埼玉県秩父郡大滝村
厚木恵心病院―神奈川県厚木市山際
風車レストラン―静岡県御殿場市東山
ひるがのハイツホテル―岐阜県郡上郡高鷲村ひるがの高原
トーヨーボール―愛知県中島郡平和町
ふきぬき観光ホテル―愛知県蒲郡市三谷町
古関小学校折八分校―山梨県南巨摩郡身延町折門
雄別炭坑病院―北海道阿寒郡阿寒町雄別
ホテルパール―栃木県鹿沼市奈佐原
食堂物産・山本園―栃木県宇都宮市大谷町〔ほか〕

著者等紹介

中田薫[ナカタカオル]
1968年新潟県生まれ。東京造形大学を卒業後、広告制作会社勤務を経て93年より出版界で活動を開始。ライター、編集家、装丁家、エディトリアルデザイナーとして、各誌で旺盛な執筆、デザイン活動を展開している

中筋純[ナカスジジュン]
1966年和歌山県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。出版社勤務を経てフリーカメラマンになる。雑誌、広告、CDジャケットなど人物撮影をメインに幅広い分野で活躍中。オートバイツーリング雑誌『アウトライダー』に編集者として携わっていたため、日本全国を地図なしで行ける男である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

64
これを見ると、バブルの時に「調子乗っちゃって建てちゃいました」的商業施設の多い事、多い事。でも、あの頃はそういうお祭り騒ぎな流れが日本のあちこちにあったんだろうなぁ。バブル後も生き残ったのに、残念ながら潰れた建物もいくつかあるけど。この本の廃墟お気に入りベスト3は、映画の様に庭と化したトーヨーボウルの巨大レーン、緑の美しい廃墟となった雄別炭鉱病院、猪名川クレー射撃場の大量の空薬莢。この下にもしかしたら…と想像してしまうなぁ。2018/04/12

さといも

16
再読。何度読んでもこの廃墟本の写真の一言が背景と同化しちゃって読めないんだって!ってイラッとする。でも好きで見ちゃうんだけど。2019/06/25

ジョニーウォーカー

15
今ではべつに珍しくもない廃墟モノだが、本書はその町・施設・建物がどのようにして生まれ現在に至るかをしっかり取材しており、より深く廃墟探訪を楽しめる。当時の活況、喧騒、人々の営みに想いを馳せながら眺める夢の跡には、ひとつの物語にも匹敵する深遠な“世界”があった。雨の降る休日の昼下がり、ひとり部屋でひっそりと読まれることをおすすめしたい。きっと不思議と心地よい時空トリップを味わえるはずだ。図書館本。(しかし地元・愛知にはせつないバブルの遺産がホント多いな…)2009/07/21

ニョンブーチョッパー

7
★★★☆☆ 廃墟の写真はどんなふうに感じればよいのだろう。私は美しさとか恐怖感とかではなく虚しさを感じる。また、それぞれの施設で終焉間近のころに、従業員の方たちは大変な思いをしたのではないだろうかと思いを馳せてしまう。図書館でふと目について、なんの気なしに借りてみた本だったけれど、車で10分ほどのところの高子沼グリーンランドが紹介されているのには驚いた。行ったことはないと思うけれど、昔その名は聞いたことがあったかどうかも定かでない。ネットで調べたら現在はメガソーラーになっているとのこと。↓2020/11/28

Ted

7
'05年7月刊。シニカルなコメントがよい。殆どが薄気味悪い廃墟ばかりだが、摩耶観光ホテルだけは別格。活況を呈していた頃を想像しながら眺めていると時を忘れる。往時の写真が掲載されていればコントラストが際立って尚よかったと思う。「美しい建築物は、廃墟になっても美しい」好例。そういえば、「建築物」を「女性」と置き換えても違和感がない…。2012/08/19

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