感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
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後書きに曰く「私の『奇譚クラブ』時代の初期作品や同人誌の為に描いた作品、小説の挿し絵、雑誌未発表の作品などの未整理原稿や掲載雑誌の切り抜きから、新たにセレクトし直して素敵な作品集を作ってくださいました」巻頭には少年期に見世物小屋の「医学の驚異・犬娘」の看板絵や口上に魅せられた思い出も語られていた。また、SMの定番の構図について「後追いのグラビア中心SM誌でその趣味がない編集者達が、自分にも理解可能な定形を求めた」ことと風俗業界の営業マニュアルで出来上がり「我々は一番大切なものを失った」と嘆いたり。千部限定2024/10/24