内容説明
組織と個人を同時に強くする。歴代サッカー日本代表監督、リーダーシップの極意!
目次
第1章 「チームづくり」の基本:ハンス・オフト監督(1992‐1993)
第2章 「組織」の論理:加茂周監督(1994‐1997)
第3章 徹底した「思考」:岡田武史監督(1997‐1998)
第4章 「異文化」との遭遇:フィリップ・トルシエ監督(1998‐2002)
第5章 「自由」へのこだわり:ジーコ監督(2002‐2006)
第6章 「哲学」の導入:イビチャ・オシム監督(2006‐2007)
第7章 「チーム力」の最大化:岡田武史監督(2007‐2010)
第8章 極める「コミュニケーション」:アルベルト・ザッケローニ監督(2010‐)
第9章 一人ひとりを輝かせる「リーダーシップ」:佐々木則夫監督(2007‐)
著者等紹介
松村卓朗[マツムラタクオ]
株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング(PFC)代表取締役。大学卒業後、外資系経営戦略コンサルティング会社の東京オフィスに入社、シニア・コンサルタントとして活躍の後、PFC入社。2012年、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
6
【すばらしい】尊敬する知人、組織開発コンサルタントの松村氏の著作。日本代表監督に学ぶ組織・人材開発という副題の通り、組織・人材の発見が多い。不思議なことにサッカー日本代表ほど「日本」を背負う組織もないがその舵取り役の国籍は多様であることに違和感を感じない。それぞれの監督から、日本代表は一つずつ組織として大事なものを獲得していき、長足の進歩を遂げた。各監督のスタイルと組織開発的意味合いの考察が実に面白い。ブラジルW杯は残念だったが、達成と進歩があるのだ。組織・人材に携わる多くの人におすすめの一冊。2014/07/07
Mimuchi
3
サッカー監督それぞれ個性的何がその時のチームマネジメントにマッチするかはわからない。でも、プロは結果で評価されちゃうんだろうね2014/06/25
まさやん80
1
副題に「サッカー日本代表監督から学ぶ組織開発・人材開発」とあるように、歴代サッカー日本代表監督の指導法を組織開発の側面からひも解いている。著者が携わっている組織開発を説明する為に、分かりやすいサッカーを題材にしているという感じ。何より、サッカー日本代表がいい成績を上げていないのだから、成功事例としてはあまり適切ではないだろう。しかし、どのようなマネジメントにも、結果はともかく、意図としては褒めるべき点があるということは言えるか。2018/05/12
ともふく
1
良い本でした。サッカー日本代表監督を事例に話を進めるので分かりやすいし、文章も綺麗で意外と深い。勉強になりました。岡田監督はすごいな。尊敬します。2015/04/22
うなぎ
1
歴代監督のそれぞれのチームマネジメントを、私たちの日常生活で取り入れられるように非常に分かりやすく書かれてあり面白い。無理なこじつけではなく、学生の私にも理解しやすく納得できる内容だった。個人的には、組織開発というものと同時に、あまり知らなかったこれまでのサッカー日本代表について、ざっとではあるが理解が出来たのが良かった。2015/01/26
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