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竹書房文庫
小林玄の感染(パンデミック)怪談 予言霊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812496688
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

怪談は感染する、その話をした人のところにやってくる、または試した人の身に降りかかる―それが感染(パンデミック)怪談だ。かつて芸人としてデビューした小林玄は、現在「道化師」として国内外での活躍の場を広げている。そんな彼のフィールドワークのひとつが怪談蒐集だ。多彩な経験とネットワークから蒐集した多くの怪談から選りすぐりをお届けする。

著者等紹介

小林玄[コバヤシゲン]
1980年千葉県生まれ。栃木県出身。株式会社コミカルコーポレーション代表取締役兼パフォーマー。高校生の頃から芸人として活動しており、現在は道化師として、パントマイムを通じ、国内外の様々なメディアへ出演。また、パフォーマンス文化に造詣が深く、その独自の目線からなる思考・発想により、数多くの舞台・イベントの演出も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

136
小林玄さんの感染怪談の2冊目ですが、今の所は7年前に出た本書を最後に怪談本を書かれていないのが非常に残念で勿体ないなと思いますね。まだ今年40歳の若さですので今後もぜひもっとたくさん書いて欲しいなと願いますね。『身代わり』不動産の営業マンで強面のFさんが家賃の取り立てで老婆の家を訪ねると全く呼び掛けに応じないので裏庭に回って覗くと仏壇の前で老婆が首に縄をかけて身体を振りあがいていた。警察に通報し家に入ると老婆は無事助けられたが、ふと仏壇の遺影を見ると目前の老女とは全く別人だったのでFさんは胸騒ぎを感じる。2020/12/06

ラルル

14
芸人さんの怪談本2作目。前作より良くなってますね、嬉しい。実話怪談本て色んな人の体験談をかき集めているものが多いですが、これはご本人の体験談が多くて感心しました。次回作も期待出来そうです2014/03/28

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

5
病のように伝播する怪談話シリーズ第二弾。より強力な恐怖を伴う怪談話が多かった。聞いたものの所に訪れるであろうという、伝染性の怪談に出てくる幽霊も質が悪くなっているのでそういうものが気になる方は閲覧注意である。 *** お気に入りの話は「会ってはいけない」、「車椅子の女」。 「会ってはいけない」は著者自身が体験した話。仕事を終えた著者はまっすぐ帰るのが勿体なくなり、繁華街で友人と飲み会を開きたくなった。繁華街の近くに住む友人たちに片っ端から電話をかけていったが、電話は誰にも通じることなく、2023/02/16

澤水月

4
芸人さん系怪談本は当たり外れ激しいけどこれは当たりじゃないかな。「やってはいけない」シリーズはタイトルで判る(また絶妙にやりたくなる系なのがウマい。砂嵐怖い)けど某怪談、筆者より年齢が上の女性がある箇所を怪我する可能性が…って読んじゃってから判るのやめてほしい! 条件絶対当てはまってる! 怪異現象も怖いけど、個人的にはパフォーマーである筆者が舞台上で何か「体験」しても平静を装い舞台を続けなければならない状況がマジで恐ろしい…2013/09/30

猫子

3
自分的に怖い話がありました(´ω`)

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