世界名作劇場ジュニア・ノベルシリーズ
ペリーヌ物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812492680
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8097

内容説明

ペリーヌはインド生まれの13歳。おじいさんのいるフランスに向けて両親と長い旅をしていたが、旅の途中で続けて父と母を亡くしてしまう。苦労してようやくついたフランスの村。しかし大きな織物工場を経営するおじいさんのビルフランは、厳しく冷たい人だった。おじいさんが両親の結婚に反対していたこと、帰りを待ちわびている息子である父の死が伝わってしまうことを考えると、自分が孫だと打ち明けられないペリーヌ。オーレリィと名を変えたペリーヌは、通訳の特技を生かしておじいさんの秘書となり、正体をふせたまま、池のほとりの小さな小屋で工夫しながら一人暮らしを始める―。逆境に負けない強さと限りなく優しい心で、周囲の人々を幸せにしていく少女の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏仁豆

1
子供時代に再放送かで見ましたが、シンデレラストーリーでなく、自分の力で幸せを掴んでいくペリーヌが素晴らしいですね。そんなペリーヌに残された家族であるお爺様も、ペリーヌの自立した聡明さと優しさ(と、おそらく媚びたりせず真剣に向き合う真っ直ぐさ)に惹かれていってくれるという。 名作劇場で、ここまで自立した主人公はなかなかいなかったんでないかな。 あまりの面白さに本の形で読みたくなり、一気に読んでしまいました。原作も気になる。2020/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5917820
  • ご注意事項