内容説明
貴族令嬢ヴィヴィアンは、母から与えられる趣味の悪いドレスと、植物の研究に夢中なことで風変わりな娘と見られ、壁の花として過ごしてきた。父親同士の取り決めで、仲の良い幼なじみだった公爵家の次男チャールズとの婚約が決まったが、彼に愛する女性がいることを知り、駆け落ちに協力する。本当は愛のある結婚を望んでいたヴィヴィアンは、チャールズには愛する人と結ばれてほしかったからだ。これで醜聞に見舞われ、一生結婚できないだろうと思っていたところにチャールズの兄でストックトン侯爵のルシアンが訪れ、求婚される。じつはルシアンは6年前からヴィヴィアンのことを想っていたのだが、素直にそのことを告げられず、あくまで公爵家の名誉と便宜のためだと言ってしまう。ヴィヴィアンはふに落ちないながらも受け入れるが―。地味な壁の花と、想い続けてきた女性との結婚に心浮き立つ侯爵。ふたりは愛ある結婚をすることができるのか…?―。
著者等紹介
ワイルズ,エマ[ワイルズ,エマ][Wildes,Emma]
アメリカ、ミネソタ州生まれ。リージェンシー・ロマンスを中心にeブック(電子書籍)形式で20作以上を発表、No.1ベストセラーを連発する。2005年度ウィスコンシンRWAヒストリカル・ロマンス賞、2006年度Lories賞、2007年度Eppie最優秀エロティック・ヒストリカル・ロマンス賞など受賞多数。現在はインディアナ州で暮らしている
大須賀典子[オオスガノリコ]
1969年神奈川県生まれ、香港育ち。雑誌編集者を経て英米文学翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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