内容説明
1814年、ロンドン。社交界は渡英したペテルスブルグ王国の皇太子ランドルフが舞踏会で花嫁探しをするという話題で持ちきりだった。当然ながら舞踏会には見初められようと多くの貴族令嬢たちが出席し、美しい公爵令嬢アレクサンドラもそのひとりだ。その夜、アレクサンドラは望みどおり皇太子にダンスを申し込まれたが、想いは複雑だった。なぜなら、バルコニーで出逢った皇太子の弟ニコラスが気になってしかたがなかったから…。しかし彼女にはどうしても皇太子と結婚しなくてはならない理由があった。実はアレクサンドラはクーデターで王座を追われたペテルスブルグ前国王の娘で、ふたたび王国に戻ることは彼女と、その育ての親の悲願だったのだ。初恋と宿命、アレクサンドラが選んだのは―。
著者等紹介
マクリーン,ジュリアン[マクリーン,ジュリアン][MacLean,Julianne]
カナダ生まれ。カナダ政府の監査局に勤めながら公認会計士を目指すものの、作家になる夢を捨てきれずに退職。1999年に「Prairie Bride」でデビュー。以来ヒストリカルロマンスを中心に執筆し、これまでRITA賞のファイナリストに3度選出されている。カナダのノバスコシア州在住
佐竹史子[サタケフミコ]
1966年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Chilu
4
ジュリアン・マクリーンの著書読了です。 最後に第一作目を読んでしまいました。 これも三部作と書かれていますが、日本で発売されないのかなぁー2018/03/05
ゆり
2
めっちゃタイプのお話でした。兄弟が入れ替わってたのは最初読んだとき意味わからなくて、は?ってなりました。 おもしろかったです。2014/03/04
くろうさぎ
2
意外と気に入ったのかも・・・・。ヒロインが、我慢して頑張ってるのが、ちょっとイラっとするかも・・・。すごい抑えてるとと思うわ・・・。とってもえらいかも・・・。2012/11/09
タムタム
1
実はお気に入りの漫画と、タイトルが同じで眼に付いたので、図書館で予約。初めてこの本を見た時に、あっ!と思った通りの展開、ストーリーでした。ひょっとして、弟君が何かするんじゃないか、大どんでんがえしが来るんじゃないかと思いつつ、何も起こらずに終わってしまった感じ。2013/02/17
くろうさぎ
1
すっかりロシアの話だと思って読んでた・・・。三部作の第一弾、王子とかつての国王の娘のお話。ヒーロー弟の行動はどうなんだろうか・・・?評判は最低ですね・・・。玉座をめぐる陰謀に巻き込まれていく二人です。最後の方は意外とあっさりと終わっちゃったかも・・・。ドロドロとはしてないかなぁ・・・。次回は妹のローズの話みたいですね・・・。最後はやっぱりニコラスでしょうねぇ・・・。2012/11/08