内容説明
サイン会と称し、新作の本を売り歩く日々を送る、売れないオカルト作家のボルティモアは、ある日、訪れたスワン・バレーの町で不可解な事件に遭遇する。そこでは、数日前に胸に杭を打たれた身元不明の少女の遺体が発見されたばかりであり、ミステリー好きの保安官は、ボルティモアにこの事件を題材とした小説の共著を持ちかける。次回作のアイデアに悩んでいたボルティモアは、詳細を調べるうちに、かつてこの街にエドガー・アラン・ポーが宿泊したとされるチカリング・ホテルで起きた凄惨な事件を知る。さらに謎の少女Ｖ．（ヴィー）と出会い、彼女に誘われ、時にエドガー・アラン・ポーの幻影に導かれながら、「現在と過去」ふたつの事件の真相を紐解いてゆくが―その先に待っていたのは誰も予想しえない真実だった…。
著者等紹介
コッポラ，フランシス・Ｆ．［コッポラ，フランシスＦ．］［Ｃｏｐｐｏｌａ，Ｆｒａｎｃｉｓ Ｆｏｒｄ］
映画監督・脚本家。『ゴッドファーザー』三部作を始め、『地獄の黙示録』『ドラキュラ』など数多くのアカデミー賞に輝く作品を送り出した、２０世紀を代表する映像作家
小島由記子［コジマユキコ］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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蒼
2
映画原作。文章で読むものではなかったかも・・・。2012/08/06
Melotte 22
1
ただ、もう一度だけ会いたかったんだ。時空を越えて、最愛の人にもう一度。現実で会えないなら、夢の中でもいいよ。『Nevermore』未来で会えないなら、過去でもいいよ。『Nevermore』生きてる間は会えないなら、天国に行ったら会えるかな。『Nevermore』僕は、部屋の中にいた大きなカラスを追い払ったんだ。そしたら、ドアをノックする音が聞こえる。僕は、急いでドアへと向かった。ドアノブに手をかけて僕は願った。ただ、もう一度だけ会いたい。ドアを開いた瞬間、だれかの声が聞こえた気がした。『消え去りぬ』と。2016/03/29
DSSD
0
☆☆☆2012/12/18
いると
0
映画のノベライズだからか、実につまらない。これを先に読むと映画に行く気も起こらなくなる。久しぶりには大外しの本。2012/10/14
YH
0
映画を見に行く時間がなかったので、読んでみたけど、小説としては良くありがちな内容かつ落ちで残念な感じだった。特に、ホラー作家が主人公だからかアラン・ウェークに似すぎているように思えた。2012/09/16
