内容説明
「…を探せ」残された謎のメッセージ。その行き着く先には、ひとりの少年の姿があった。“その少年”が握る“秘密”とは…謎を追ってニューヨークからウクライナへ―スリルあふれる、サスペンス・ミステリー！
著者等紹介
ステルマック，オレスト［ステルマック，オレスト］ ［Ｓｔｅｌｍａｃｈ，Ｏｒｅｓｔ］
アメリカ、コネチカット州生まれ。両親がウクライナ移民のためウクライナ・コミュニティで育ち、皿洗いやデパートの商品陳列などの仕事で生活費を稼ぎながら、ダートマス・カレッジとシカゴ大学で学位を取得。卒業後、日本での英語講師を経て、国際投資マネージャーの仕事に従事する。２０１２年に短編『Ｉｎ Ｐｅｒｓｏｎａ Ｃｈｒｉｓｔｉ』が『アメリカ探偵作家クラブ傑作選Ｖｅｎｇｅａｎｃｅ』の一編に選ばれてデビュー。『チェルノブイリから来た少年』が初めての長編小説となる。ウクライナ語の他にスペイン語、日本語を話す
箸本すみれ［ハシモトスミレ］
上智大学英文学科卒。外資系大手ＩＴ企業、通訳ガイドを経て翻訳業に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
19
ウクライナから来た少年を巡るサスペンス。アイスホッケーで無敵を誇る、出自が不明の少年。（何処から来たかは題名から解ってしまう。）無敵の強さを誇るマンハッタンで起こる殺人事件から始まり、そこに居合わせたことで巻き込まれる陰謀。マンハッタンのウクライナ人街の様子など、普段日の当らない場所の描写も面白い。もっと陰惨な話を想像していたが、かなり軽めの仕上がりだ。下巻に続く。
けいちゃっぷ
5
ダミアンをキーワードにニューヨークからウクライナへ飛ぶナディア。 彼女を追う殺し屋やウクライナマフィア。 ピンチに陥ったり脱出したりとサービスはしてくれるが、話が全体に軽すぎていらつく。 ２９４ページ 2014/08/04
じゃす
2
これから下巻を読みますが、タイトルとカバー写真を見て買った私には思ってたより軽い内容でした。もうちょっと深くて重い話を期待してた……。でも、疾走感があってアクション洋画って感じで、それはそれで面白かったです。サクサク読めました。続きが気になりますので、すぐ下巻に移りたいと思います。2014/08/09
やぶやぶ
1
★４ チェルノブイリから来た少年、はほとんど出て来ませんでした。下巻へ。2022/10/31
えびみりん
1
自分はロシアの地理がいまいちよく分からないから楽しさ半減だったのが悔しい！主人公と少年の絆が深まる所がいい
