ラヴァーズ文庫<br> ディープフェイス―閉じ込められた素顔〈下〉

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ラヴァーズ文庫
ディープフェイス―閉じ込められた素顔〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812446980
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「これは禁断の果実…。二人で食べたらお互い追われる身になるぞ」。都内で起きた不可解な殺人事件。新聞記者の貴志誠一は、問題の裏側を探るべく、事件の関係者である警視庁の篠原に近づくが、篠原の影には、闇に潜む凶暴な男が存在していた。『リョウ』と名乗るその男に拉致された貴志は、そこで陵辱の限りをつくされ、二度と篠原の事件に関わらないことを約束させられる。しかし、残酷にも事件は新たな展開をみせ、貴志の不安を大きく揺さぶった。事件の真相を知る人物は篠原の他にもう一人。危険と知りながらも貴志はリョウを呼び出し…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

37
ダークフェイスの続き。ダークフェイス・ディープフェイス、上下共に内容的には読みごたえありました。凌辱されてなんで愛に変わるのか・・わからんけど。二重人格そのものが極度の心の痛みから派生されたモノなら、きっと貴志の愛に救われたのだろう。リョウが消える前・・切なかった。2018/08/03

那義乱丸

14
上巻で感じた、貴志が事件に突っ込んでいく動機付けが弱さは、下巻ではそこに篠原を護りたいという気持ちとリョウに対する恋情が加算され、それなりには理解できる。でも、貴志のリョウに対する心情変化が唐突な印象で、いつの間に好きになってたん?と置いてけぼり感が強い。リョウの変化も然り。事件の幕切れもあっけなく、不動とハオの存在意義も希薄。裏切り者も同様で。ただ、裏人格に惚れるという切なさは終盤からラストにかけてすごく伝わってくる。だからこそ、恋に至る二人の心情をもっとじっくり描いて欲しかったかな。2011/11/01

まふぃん

9
下巻はラブラブな展開に。話はハードでしたが。2019/09/23

beniko

9
KU。上巻とは違う甘さ。竜司の輪郭がはっきりしてくるにつれ怖さが増した。貴志は非力なくせに無鉄砲で不安だったけど、痛すぎるのは苦手な私にとっては竜司に関する顛末は妥当な描き方だった。同じ凌辱でもリョウと不動との違いを実感し急速に恋愛に寄ったリョウと貴志をメインに読み進めたので、箱根でのラブラブや竜司から貴志が救われるシーンは良かった。リョウが消える前に最後に愛し合ったシーンが切なくて大号泣。ラスト、わずかに希望は見えたけど、本当にちょっぴりだったので、もう少しはっきりと亮司の中のリョウの存在を見たかった。2018/06/20

きょん

8
いきなり甘甘で驚いたが、まあBLだしね。ラブもないと。それにしても、亮司さん影薄かったなあ。もう少し貴志がリョウと亮司の両方に惹かれていくと面白かったかも。そして、敏腕記者なら助けを待つお姫様ポジションには陥らないで欲しかったなあ。ラストのHは切なくなったので、最後1行描写が非常に気になるとことではある。 そして、ハオのお話がっつり読みたいです。2012/04/23

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