内容説明
ウェイワード・クレッセント42番地。陶芸家のリズと娘のルーシーが暮らすこの家には、じつはてのひらサイズの龍がたくさんすんでいる。リズは陶器の龍に命を吹きこむことができるのだ。夜、部屋にかいじゅうが出たというルーシーのために、リズは新しく「番人の龍」を作る。名前はグラッフェン。体と同じくらい大きな本(龍の番人の手引書)をもって生まれてきたグラッフェンは、毎晩ルーシーの部屋で見はりをすることになるのだが…。はたしてかいじゅうの正体は!?心優しい小さな龍が奮闘するハートフルファンタジー。
著者等紹介
ダレーシー,クリス[ダレーシー,クリス][d’Lacey,Chris]
英国レスター市に暮らす。児童文学の賞に作品を応募したのがきっかけで作家となる
三辺律子[サンベリツコ]
英米翻訳家。白百合女子大、フェリス女学院等で講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seraphim
8
「龍のすむ家」シリーズ。人気者の番人の龍、グラッフェンの物語。グラッフェンがどのようにして生まれたのかがわかり、面白かった。生まれたばかりのグラッフェンの本には、まだまだ、白紙ばかり。いろんな事を経験して学んで行くと、本の中の項目も増えていく。かいじゅう騒ぎも一件落着したし、可愛いお話だった。私も、特別な龍が欲しいと思った。2012/07/26
つくし
1
本編龍のすむ家は1巻が一番好きで、なにより龍たちが可愛くて大好き。 その可愛さだけがつめこまれている番外編。半分絵本みたいな子供向けっぽさ、ほっこりと楽しめました。2014/11/27
伊賀屋
1
龍のすむ家シリーズに番外編があると聞いてさっそく読みました。確かに子供向けで絵が多いと感じましたが、おかげで絵本のようにさくさくと読めて楽しめます。新米の「龍の番人」として奮闘するグラッフェンの愛らしさ!龍が好きな方にぜひオススメしたい一冊です。2014/06/03
いく
1
「龍のすむ家」の番外編?本編よりもだいぶ絵が多めで、より子供向け。デービッドが下宿に来る前の、ペニーケトル家の様子が見れて良かった。ただ本編並の読み応えを期待してる人には、物足りないだろう。2013/06/23
Shirotora
1
ドラゴンが好きなので、ドラゴンと住めたらいいなぁと常々考える私には素敵なタイトル。グラッフェンという龍は賢くて真面目で優しい魅力ある龍。人間とコミュニケーションがとれ、そんな龍が傍にいれば毎日が楽しくて仕方ないはず。物語の方は、微笑ましいハッピーエンドで他の人にも勧めやすい一冊です。【市内図書館】2013/05/19
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