内容説明
松本ワールドから現実社会へ、勇気と旅立ちのメッセージ。SFコミックの巨匠・松本零士、全主要作品掲載。
目次
第1章 勇者の歌
第2章 友の歌
第3章 愛の歌
第4章 戦場の歌
第5章 彷徨の歌
第6章 哀愁の歌
第7章 不屈の歌
第8章 真理の歌
第9章 明日への歌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百鉄
3
僕はアニメを観た事はあっても、松本零士の漫画作品を読んだ事自体は少ない。本書の中には、作品にそこまで思い入れがない者でも考えさせられる言葉がいくつかあった。そして改めて思った事、それはハーロックは格好いいという事。確かに全体的に少しタカ派っぽかったり、前時代的だったりする印象もある。それでもやっぱり、ハーロックの言葉や生き様は男に憧れを抱かせるのだ!!2011/04/30
てらさか
1
タイトルにあるように、ヤマトと999しかないんでしょとひねくれて手にとってみたものの、意外に他の漫画からの名言があってよかった。彷徨の歌の章なんてほとんどおいどん関連でうれしかったりして。2023/10/18
neimu
1
家人の手術中に家族待合室で読んだ本。どこから読んでも懐かしい台詞にめぐり合う。青臭いといえば青臭いが、こういうベタな言葉に励まされたい時があるわけよ・・・。日常生活も板子一枚下は地獄、平穏無事な生活などありはしないのだから、未来へ翔び立つ前に、今を守りきることが人生そのものの日々。生身の人間の日々ですよ。2011/01/31
たかひー
0
★★★ 子どものころに親しんだせいかやっぱりヤマト、ハーロック、銀河鉄道999に出てくるセリフが響く。今の社会の価値観に合わないところも感じるが、やはり「男」の生きざまはこうでなくては。2023/07/03