少年サンデーコミックススペシャル 漫画家本 ｖｏｌ．５ 河合克敏本

河合克敏

小学館（2018/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 226p／高さ 21cm
• 商品コード 9784091284488
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

時代を超える青春漫画の巨匠を徹底分析！


【前口上（序文）】上條淳士
【グラビア】仕事場写真紹介
【イラスト】カラーイラストギャラリー
【インタビュー】超ロングインタビュー（聞き手／島田一志）
【対談】河合克敏×安西信行
【エッセイ】上橋菜穂子

【特集／河合克敏作品を読む。】
（作品論）碇本学／近藤哲也／小林聖／黒木貴啓／浅野智哉／吉田アミ
（ゲスト）木尾士目／阿部共実／モリタイシ／藤木俊

【インタビュー】初代担当編集者インタビュー
【エッセイ＆2コマ漫画】正木秀尚

【元アシスタント大集合！（イラスト寄せ書き）】
玉置一平／寒川一之／木根ヲサム／宗我部としのり／大和川／永野
真央／倉薗紀彦

【デビュー作品（コミック）再録】「爆風GIRLS」
【全作品解題】島田一志


【編集担当からのおすすめ情報】
まずは、久しぶりに河合先生が描いた「帯ギュ」の5人の表紙絵をご覧下さい。
そして、デビュー前の苦労話や代表作3本について熱く語って頂いた超ロングインタビュー、上條淳士、上橋菜穂子、木尾士目各氏のコラムなど、読みどころ満載です！

河合 克敏［カワイ カツトシ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サチオ]

河合先生のインタビュー盛り沢山！縁のある先生方の寄せ書き！デビュー作の再録！好きな人の事を寄り集まって話をする楽しさを実感させてもらえた本です。今更ながらヒロインが魅力的だと再認識。結希ちゃんも青島も捨てがたいですが、やはり私は桜子が一番です。何気ない青春時代を登場人物と一緒に過ごせる大好きな作品達です。河合先生の次の長編を気長に楽しみにしてます…。

2020/09/26

[コリエル]

豊富なインタビューが良かった。後年になって柔道部物語も読んだが、やはり自分にとっての柔道漫画とは帯ギュのことなのだ。三番手としての葛藤を強く覗かせていたが、自信を持ってほしいものだ。師匠である上條淳士との対談なども見てみたかったところだが、まあ安西信行との対談もけっこう面白かった。

2018/07/26

[ぷほは]

ライターの文章に商品価値はないが、最初に応募しようと思った賞の直前の佳作が『アオイホノオ』の作者だったこと、『とめはねっ！』の美しいラスト、『帯ギュ』の連載中における紆余曲折などの一次情報は貴重。掲載のデビュー作もあらゆる要素がカワイイ。アシに大和川がいたのは驚いたが、何より阿部共実のコメントが素晴らしい。「当時、『帯をギュっとね！』を見て浜高生とともに成長した少年少女は、今どんな大人になっただろうか。そんな思いを馳せたくなるほど、美しい記憶の結晶のような澄んだ作品だった。」（130頁）本当にそう思う。

2018/07/21

[悪者みきこ]

爆風ガールズ面白かった！！河合克敏は初期から絵がきれい！変わらない。絵筆をもってね懐かしいー。大好きだった！うどんちゃん可愛いね。

2018/07/30

[ほげっひ]

読み応えあり。帯ギュ(私も斉藤くんのファンだったー…)からずっと読んでますが、漫画に関しては勿論、スポーツに対しての姿勢というか立ち位置というか、そこにとても共感を覚えたのでした。だから読んでて楽しいだけじゃなくて清々しかったんだなぁー、と今さらのように。個人的には上橋菜穂子さんの文章にここで触れられるとは思いませんでした！河合さんご本人のインタビューだけじゃなく、対談も面白くて気がつけば一気読みでした。元アシさんたちの愛あるコメントにもニヤニヤ。また漫画読み返したくなるー！

2018/07/25