ラズベリーブックス 誘惑は緑の瞳

ホリー，エマ【著】〈Ｈｏｌｌｙ，Ｅｍｍａ〉/原 三美子【訳】

竹書房（2010/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 502p／高さ 15cm
• 商品コード 9784812443507
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

アリゾナ州の小さな町、フェアリーヴィルは昔から妖精の伝説が残る場所。この町で働くゾーイにも不思議な力を感じ取る能力がある。長いあいだ雇い主のマグナスに恋をしていたが、彼は特定の恋人を持つ気はないらしく、なぜか満月の晩にだけ、女性たちと一夜かぎりの関係を持つ。町の女性たちが次々と誘われる中、自分には声がかからないことに落ち込んでいたゾーイだったが、実は彼には大きな秘密があった…。マグナスは妖精の女王の息子で、人間界に滞在するためには、月に一度、関係を持った女性から心を預かって返さなくてはならないのだ。おまけに、その女性とは二度と関係を持つことはできない。ひそやかにゾーイを愛していたマグナスは、それゆえにゾーイだけは誘うことができなかったのだった。ところがある時、ゾーイのかつての恋人が私立探偵として町にやってきたことから、二人の関係は微妙に変化するように…。不思議な町フェアリーヴィルで巻き起こる、ロマンテイックでホットで刺激的な妖精譚。

著者等紹介

ホリー，エマ［ホリー，エマ］［Ｈｏｌｌｙ，Ｅｍｍａ］
アメリカ、ニュージャージー州生まれ。メリーランド州ボルティモアで育つ。十代のころからロマンスとエロティカ、ファンタジー小説に惹かれ、創作の勉強を始める。エロティカ小説で頭角を現わし、その後ロマンス分野に進出。“ＵＳＡトゥデイ”のベストセラーリストにたびたび登場する人気作家となった。２００４年にはアメリカロマンス作家協会（ＲＷＡ）が授与するＲＩＴＡ賞の最終候補になっている

原三美子［ハラミミコ］
横浜出身。国際基督教大学卒業。文芸翻訳家。別名義の訳書がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[choco]

パラは苦手…でもこれは読めました。とはいえ、展開がHot過ぎ^_^;気になる彼の相手は月極めとか、再会した元彼と別れたのはBLに走ったのが原因とかもう終始てんこ盛り。元気いっぱい励むのは、彼らは妖精だったから。なるほど^_^;人間同士の描き方はどうなるのか気になる作者ですので追いますw

2017/03/26

[黒崎ディートリッヒ]

アリゾナのフェアリーヴィルで働く、霊媒師のゾーイは雇い主のマグナスに恋心を抱いていた。が、マグナスは彼が抱える秘密のため、特定の女性を愛せずにいた。そんな中、ゾーイの高校時代のカレシで、私立探偵のアレックスがフェアリーヴィルにやって来て？！ パラノーマル・ロマンス。エロティカ系フェアリー・・・・い、いえ！！現代の大人向けフェアリーテイルですね。ノンケな恋愛ものですが、ＢＬ要素有。 ファンタジーとリアルが共存しているローファンタジーと言うよりは、ファンタジーとオカルトが混ざり合っている雰囲気の物語でした。

2014/11/22

[kiara]

ロマンティックでホットで刺激的な妖精譚…という煽りですが控え目な言い方wホットなエロティカです。M/Mシーンが連続で最初の200ページ以上。どんな行為も好きという妖精の設定を活かしたエロティカ。刺激的ながらも途中にロマンスの要素もあります。が…読者のエロティカ妄想を煽るラストシーンでした。

2020/02/28

[さきⅢ【ロマンス小説専用】]

★４：これ、発売当時の自分ならあかんかったシチュエーションだった(^^;　とはいえ、こういう複数プレイもしっかり読ませるあたり、さすがエマ・ホリーの筆力なんだなぁ～と実感。さて、本作でついにエマ・ホリーの邦訳作品はすべて読了したわけだが、もうどこからも新刊出ないのかな？さすがにこういうエロティカ系は下火なんだろうか。。。

2019/02/21

[mum0031]

霊媒師のゾーイと、妖精の王子マグナス。 マグナスに恋して2年のゾーイは、自分以外の女性と、一夜を共にするマグナスに怒りを覚える。 昔の恋人、アレックスは今の恋人ブライアンと仕事で故郷を訪れ再会する。 妖精物だけど、さほど惹かれる内容ではない。 男性同士のSEXと、ゾーイとマグナスの3P?いや4人でしょ。 人数が増えるごとに、あ～ぁです。

2018/08/15