ラズベリーブックス
いまふたたびの口づけを

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812443491
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1816年、ロンドン。裕福な家を飛び出し、子供たちにピアノを教えて生計を立てていたグウィンの元に、匿名の相手からかなりの額の財産を譲りたいという申し出が舞い込んだ。ある事情から、のどから手が出るほど欲しいお金だったが、問題がひとつ。財産の管理を、初恋の人であるいとこのジェイソンに任せることという条件がついていたのだった。彼とのつらい思い出を抱えるグウィンは申し出を受けるべきか思い悩む。ところがある夜、主催者の手違いでいかがわしいパーティにピアノ奏者として呼ばれたグウィンは、助けようとしたジェイソンと口づけを交わしてしまう。それは封じたはずの愛が燃えあがるようなキスだった…。さらに同じ夜、その屋敷内で殺人事件が起こり、グウィンはジェイソンとともにある肖像画を巡る事件に巻き込まれていく。肖像画に秘められた謎とは?そしてふたりの二度目の恋物語の行方は―。人気作家のロマンティック・ヒストリカル・サスペンス。

著者等紹介

ソーントン,エリザベス[ソーントン,エリザベス][Thornton,Elizabeth]
スコットランドのアバディーン生まれ。夫と幼い息子たちとともにカナダのウィニペグに移住したのち、幼稚園教員などを経て、長老教会に勤務しながらロマンス小説の執筆を開始。1987年にBluestocking Brideでデビューし、2年後には教会を退職してフルタイムの作家となる。これまでに、7編がRITA賞にノミネートされる

細田利江子[ホソダリエコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめもち

3
「グレイの瞳~」続編。ピアノ教師グウィン×いとこのジェイソン。駆け落ちしたせいで一族と絶縁状態のヒロイン。最低夫とは幸運にも死別。そもそも駆け落ちしたのはヒーローを諦める為だけどにぶちん君は全く気づいてなかったので再会の策略をめぐらしたお祖母様グッジョブ。今回もヒロイン事件に巻き込まれ殺し屋に狙われちゃうが敵がよく失敗してくれて助かった。またまた正体にビックリさせられた。3部作で作者が亡くなったそうだけど翻訳出して欲しいー!2017/07/20

みろん

3
エリザベス・ソーントンのヒストリカル・サスペンスはやっぱり面白い。 最後まで読んだ後で、最初から読み直すと「こんなところに伏線が…!」と驚かされる。 ロマンス度は低くはないけどもうこの際、度外視で…(笑)。2010/11/24

たまきら

2
幼馴染の恋の再燃モノ、といえるのかな? 素敵なカップルなんですがとにかく 登場人物が多くて、特にリチャードがいい所を取り過ぎ。 う~ん、イマイチ世界観についていけませんでした。2014/07/05

くろうさぎ

2
「グレイの瞳にささやいて」の続編かつプリンセス・シリーズ1作目!続編と気づいたのは、アビーの名前が出てきたから・・・。読み直したほうがいいのかも?事件がどんどん進行していくなかで、ヒーローとヒロインの仲もどんどん進行していくのがとっても、いいです。どうでもいいようなですが、脇のあの二人って、無駄に時間を過ごしてたんですね・・・。ヒーロー祖母の思惑が・・・・。しかし、あの一万ポンドって一体どこから?2010/11/04

こえん

2
「グレイの瞳にささやいて」続編シリーズの1作目。駆け落ち結婚した夫を亡くし、ピアノを教えて7才の息子を育てるヒロインと、ヒロインの初恋の又従兄のヒーロー。理由も分からないまま命を狙われるヒロインを守ろうとするヒーローと、迫る殺人者…という構図は好みなんだけど、ロマンスとしては何だか物足りない気がしたのはナゼ? 2010/10/12

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