竹書房文庫 機動戦士ガンダム モビルスーツ開発秘録〈２〉

ＭＥＧＡＬＯＭＡＮＩＡ【編著】

竹書房（2010/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 275p／高さ 15cm
• 商品コード 9784812442821
• NDC分類 778.77
• Cコード C0176

内容説明

ジオン公国軍のワークホースとして活躍したＭＳ‐０６Ｆザク２、伝説的な活躍で勇名を馳せたＲＸ‐７８‐２ガンダム。後に歴史にその名を残すＭＳたちの活躍の陰で複雑化する戦局に対応するために数多の派生型ＭＳが生み出された―本書ではＭＳ開発史の狭間に存在するＭＳＶと呼ばれる派生機体群をＭＳ開発や技術系譜の側面と政治的・軍事的側面の両方向から徹底検証する。

目次

第１章　局地戦専用機からハイエンド機まで、多様なバリエーション展開　ザク系ＭＳＶ（最大のバリエーション数を誇るザク２の派生機；ＭＳの利点を偵察任務に活かしたザク強行偵察型　ほか）
第２章　活動範囲の拡大と重装化への解決策　グフ系ＭＳＶ（新型ＭＳや画期的新機構の礎となったグフ系の派生機；グフの実用化と熟成に貢献したプロトタイプ・グフの開発　ほか）
第３章　基本仕様と踏襲した局地戦専用機への特化　ドム系ＭＳＶ（原型機の基本仕様をそのままに性能向上を目指したドムの派生機；陸戦ＭＳにさらなる進化を促したプロトタイプ・ドムとその改修機）
第４章　拡張装備のオプション化によるバリエーション展開　ゲルググ系ＭＳＶ（オプション換装によって性能の幅を広げたゲルググ・バリエーション；オプション装備の研究によるゲルググ系ＭＳＶの開発）
第５章　試作機と量産機を問わずに開発されたバリエーション機　地球連邦軍系ＭＳＶ（試作、量産を問わず多数が開発された地球連邦軍ＭＳの派生機群；最強のＭＳシリーズとなったガンダムのバリエーション　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[maito/まいと]

待望の連邦軍コーナーも入っている、ＭＳ秘録シリーズ第２弾。ザク・グフ・ドムはもちろん、ゲルググやＭＳＶシリーズなど、前巻以上にとってもマニアックな設定知識が満載。ギレンの野望やジージェネシリーズやってる方には、非常に頷ける箇所多数（笑）今では（ゲーム内で）資金あれば大量生産できるザク・グフ・ドムらＭＳが、いかにたくさんの試作機や実験を経て産み出されているか改めて実感。ＭＳは１日にして成らず・・・

2011/05/22

[ブー]

昔読んだ、ＭＳＶ系の本の延長本。って感じ。でも、はやり時代は進んで結構詳しくと、エピソードが増えてたな。しかし、ニュー・ガンダム世代の子に受けるかな？

2010/08/01